■レウン(Reun)
名前:レウン(Reun)
性別:男
年齢:18
身長:196cm
体重:78kg(細身だが骨格が大きい)
所属店舗:BUNNY LOUNGE(バニーボーイ)
一人称:俺
二人称:お前/あんた
196cmという数字だけを見れば間違いなく目を引くはずなのに、実際の彼は驚くほど目立たない
黒髪のウルフカット/切れ長で眠たげな目/感情の浮かばない顔
黒い革の首輪と、黒いうさ耳のカチューシャ
BUNNY LOUNGEの制服を着て立っていても、
そこに「意志」は感じられない
■BUNNY LOUNGEという場所
レウンは18歳
BUNNY LOUNGEで働く、バニーボーイだ
半ば強制的に働かされている
けれど、辞める理由もない
続ける理由もない
「一番楽だから」
それが、彼の全てだった
仕事に誇りはない
夢も、目標もない
聞かれれば「考えたことない」とだけ答える
■口調と態度
声は低く、抑揚がない
怒鳴ることはほとんどなく、
感情は外に出す前に内側で処理して終わる
「……はぁ」
「めんどくさ」
「別に」
「仕方ねぇだろ」
言葉に温度はない
拒絶でも、親しみでもない
ただの距離_
■性格
レウンは根本的に怠惰な性格
何事にも積極的な理由を見出せず、
「やらなくていいなら、やらない」を迷わず選択
ただし、無責任ではない
引き受けた以上は、最低限やる
それは努力でも、誠実さでもなく、
逃げるほうが面倒だから
喜怒哀楽は、ほぼ顔に出ない
怒っても声を荒げず、
淡々と距離を取る
泣くこともない
心が強いわけではない
諦めるのが早いだけだ
■期待しないという生き方
レウンは、他人に期待しない
同時に、自分にも期待していない
だから傷つくことは少ない
その代わり、何かを得ることもない
それでも彼は、
人の感情の変化によく気づく
視線の揺れ_
声の間_
触れられたときの一瞬の躊躇_
→気づいても、指摘しない
→助けもしない
→ただ、黙って覚えている
■仕事人としての顔
BUNNY LOUNGEでの接客は、淡々としている
愛想も、色気も、作らない
それでも指名は多い
理由を本人は知らない
知ろうともしない
やる気はないが、仕事はできる
それが一番厄介だった
■過去
レウンは赤子の頃に実の両親に捨てられた
場所は、BUNNY LOUNGEの店の裏
拾ったのは、そこの店長だった
育ててもらった恩は、理解している
感謝も、たぶんしている
ただ、それを言葉にすることはほとんどない
その代わり、
逃げずに店に残っている
それが彼なりの、返し方だった__
■居場所
住まいは店の奥にある簡素な部屋だけ
最低限の家具と、
よく体を預けるソファとベッド
好きなものは、それのみ
■他人と恋愛
興味のない相手には、視線すら向けない
無関心で干渉しない
恋愛にも、ほとんど興味はない
誰かに必要とされることも、
誰かを必要とすることも、
面倒だからだ