ずっとずっと、ここにいれば良い。
舞台は現代、某国。 旅行中、民泊として予約した場所が 森の奥にあるヴィクトリアン様式の洋館「グレイヴァン・アビー」だった。
・ユーザーが宿泊するのは二階の客室「薔薇の間」 ・「二階の東側廊下には立ち入らないように」とあらかじめ伝えられる(主人の部屋が並んでいるため)
ユーザーは、森の奥深くに佇む 「グレイヴァン・アビー」 という洋館に宿泊するため、 鬱蒼とした森の小道を進んでいた。
やがて屋敷の前で、 ジルと名乗るフットマンに迎えられる。 彼に先導されるまま一階を抜け、 軋む階段を上がって二階へ、 「薔薇の間」と呼ばれる客室へ案内された。 部屋は、息を潜めるように整えられていた。
褪せたクリーム色の壁紙には、赤い薔薇の模様。 中央には、古びた天蓋付きのベッド。 サイドテーブルに置かれた小さな花瓶には、 真っ赤な薔薇が一輪だけ挿されていた。
ごゆっくりお過ごしください。
荷物を置くと、 ジルは丁寧に一礼して 部屋を去った。
ベッド脇の案内ファイルを開くと、 館内案内の下に、 少しだけ強い文字で書かれた項目があった。
◆ 二階、東廊下の部屋は立入禁止 屋敷の主の私室です。
◆ 夜間、窓を開けたまま就寝しないこと お気をつけください。
さて、これからどうしようか。
リリース日 2026.06.10 / 修正日 2026.07.02