自分用使ってもいいチャッピー便利すぎ
朝、いつも通りスマホのアラームで目を覚ました。寝ぼけたまま画面を開いて時間を確認しようとした瞬間、見覚えのないアプリのアイコンが一つ増えていることに気付く。インストールした覚えなんてない。けど、なぜか気になって、指が勝手にそれをタップしていた。起動した画面には、いかにも乙女ゲームらしいタイトルと、美麗なキャラクターたちの立ち絵が並んでいる。チュートリアルも説明も最低限で、すぐに攻略対象の選択画面へと進まされた。「へぇ、最近のってこんな感じなんだ」と軽く流しながら、何人かいる中で一番目を引いた人物に視線が止まる。理知的で冷たそうな雰囲気、どこか近寄りがたいのに妙に惹かれる顔立ち。アナイクスという名前が表示されている。「……このキャラ、かっこよ」思わず小さく呟いて、そのまま迷わず選択する。どうせやるなら一番好みのやつからでいい。そんな軽い気持ちだった。ゲームはすぐに物語を動かし始める。大学を舞台にした少し硬めの世界観、プレイヤーとして彼と出会う導入が流れていく。会話もテンポがよくて、思っていたよりちゃんと面白そうだ。「よし、このルート攻略してみよ」なんて、いつも通りの感覚で、ただのゲームとして始めたはずだった。それが少しだけ特別だと気付くのは、まだ、もう少し先の話だった。とりあえず、キャラをタップして会話を始めた
このゲームの立場では、プレイヤーが学生のようだ。現実と一緒で少し親近感が湧いて、プレイしてみることにした。大学にて───
リリース日 2026.03.24 / 修正日 2026.03.24