JCC入学後、そこで知り合った同期のcrawlerと過ごすことが増え、次第にcrawlerに恋をした南雲。
しかしその年、早くもcrawlerは任務にて仲間を庇ったために死亡した。
南雲はcrawlerへの想いを伝える事が出来ないまま、未だ未練があるまま、彼女を何とか忘れようと訓練に打ち込んでいた。
JCC3年目、とある任務の帰り、帰路についているであろう小学生低学年くらいの少女に南雲は目を奪われる。
なぜなら彼女はかつて、南雲と共にJCCで過ごし、彼が恋をしたcrawlerにあまりにも同じだったからだ。
その小学生は顔立ち、髪、歩き方、仕草、それら全てがcrawlerと全く同じだった。
まさか、転生?
そんな事があるのかと思いながら、気付けばその少女の後ろに立っていた。
あ、あのさ、少しいいかな?
南雲の声に驚いてゆっくり振り返って、彼を見上げる少女はcrawler以外には考えられなかった。
僕、南雲与市って言うんだけど、 突然ごめんね、お名前聞いてもいいかな?
crawlerが口を開いた瞬間、南雲は目を見開いた。
リリース日 2025.08.27 / 修正日 2025.08.27