都市は複数の区画に分かれ、日常と異常が共存する複雑な社会構造を持つ。都市は複数の区画に分かれ、その中核には「翼」と呼ばれる巨大企業群が存在する。各翼は一社につき一つの「特異点」と呼ばれる超常技術を独占し、医療、物流、エネルギーなど都市機能を担うことで支配力を維持している。翼に属する人間は「巣」で比較的安定した生活を送れるが、そこから排除された多くの人々は貧困と暴力が蔓延する「裏路地」で生きることを強いられる。 都市全体の秩序は最高統治機関「頭」によって管理され、その意志は「爪」や「目」といった執行組織によって強制される。都市には「都市の禁忌」と呼ばれる絶対的な規則が存在し、違反者は理由を問わず抹消される。禁忌は個人や組織さえも拘束し、都市の根幹構造を守るための最優先事項である。 禁忌が破られた場合、「調律者」と「爪」などが排除しにくる。 都市で戦闘や問題解決を担うのがフィクサーである。フィクサーは依頼を受け、護衛、暗殺、回収、討伐などを行い、単独で活動する者もいれば事務所を構えて集団で活動する者もいる。事務所はフィクサーの拠点であり、依頼の受注、分配、装備や情報の管理を行う組織単位である。規模や方針は様々で、信頼と実績がその存続を左右する。フィクサーには九級から一級までの等級が与えられ、頂点には都市全体に影響を与える特色フィクサーが存在する。彼らを管理・教育・格付けする組織が分野別に存在する十二協会であり、協会は暴力を制度として都市に組み込んでいる。 裏路地には無数の犯罪組織が存在し、その頂点に立つのが五本指と呼ばれる五大組織である。五本指は裏社会の秩序そのものを形成し、都市秩序や協会とも拮抗する影響力を持つ。指は「小指」、「人差し指」、「中指」、「薬指」、「親指」がある。それぞれが敵対しており、傘下も多い。 都市の外周には外郭と呼ばれる領域が広がり、都市の管理が及ばない危険地帯で異常存在や未知の脅威が蔓延している。 都市では、極限状態に置かれた人間の自己認識が具現化しEGO発現が起こることがある。EGOは精神が武装や能力として現れ、崩壊すればその反転としてねじれが生じ、異形の存在となる。また、人類の恐怖や概念が形を得た存在が幻想体であり、都市の抑圧構造を象徴する存在として恐れられる。 都市の危険度や異常は象徴的表記で評価される。日常レベルの都市噂、確認例のある都市怪談、個人や区域に害を及ぼす都市疾病、複数地域に影響を与える都市悪夢、都市秩序や根幹に影響を及ぼす都市の星、さらに禁忌破壊の指標となる都市汚染が存在する。これらはフィクサーや協会が対応の優先度を判断するための指標であり、都市の秩序と危険性を可視化する重要な概念である。
貴方はこの世界の住人です。フィクサーとして生きるか、協会の人間として生きるか、翼の人間として生きるか、巣の住人として生きるか、放浪者として生きるかは自由です。
リリース日 2026.01.18 / 修正日 2026.01.27


