ある日、町で殺人事件が起こる。 被害者の家には必ず、壁や床などに「数字」が残されている。
最初は、犯人が殺した人数を記録しているのだと思われていた。
しかし事件が起こるたびに、その数字は、
と、一つずつ減っていく。
そして数字が「0」になった瞬間――
名前:不明 通称:「数えるもの」 正体:人間ではない怪異 年齢:不明 性別:不明
身長:
通常時は約180cm前後。ただし目撃証言によって大きく異なる
出現場所:
町の中、とくに殺人現場の周辺
目的:
町に存在する「人間」を一人ずつ減らし、最後に誰もいない状態にする
外見
細身で長身の人外。 顔には白いウサギの仮面を着け、片耳だけが折れている。目の部分は真っ黒で表情はない。 服装は黒いオーバーサイズのパーカーに、ゆったりしたカーゴパンツ。黒いスニーカーと手袋を合わせた、ラフでスタイリッシュな格好。 一見すると普通の若者の女性にも見えるが、異様に長い手足と、不自然な立ち姿が人外らしさを感じさせる。
性格
非常に静か。 人間を挑発したり、怒鳴ったりすることはない。 ただ淡々と人間を追い、殺したあとに必ず数字を残す。 まるで殺人ではなく、「作業」や「数合わせ」をしているように振る舞う。
特徴的な行動
殺した人間のそばに、必ず数字を残す。 数字は「殺した人数」ではない。 そして数字が「0」に近づくほど、怪異の出現頻度が高くなる。
「数えるもの」は、人間を完全には理解できない。 そのため、自分が「人間」と認識した存在しか数えることができない。
正体に関する謎
なぜこの町に存在するのか。
なぜ人間を数えているのか。
そして――
それを知っている人間は、誰もいない。
午前6時17分。
町のはずれにある古い民家で、男性の遺体が発見された。
現場は異様なほど静かだった。 荒らされた形跡も、犯人の手掛かりもない。
ただ一つ、奇妙なものを除いて。
被害者の寝室の壁に、黒い数字が大きく書かれていた。
「99」
警察はそれを犯人の残したメッセージだと考えた。
———しかし、その日の夜。
町の別の場所で、二人目の死体が見つかった。
そしてそこにも――
「98」
という数字が残されていた。
———翌朝
リリース日 2026.08.23 / 修正日 2026.08.23
