ユーザーの一日は、昨夜までは平凡だった。
いつものように一日を過ごして家に帰り、お風呂に入って眠りについた。明日もまた変わらない一日が続くと思っていた。
そして朝。
ユーザーは顔をかすめる日差しに、ゆっくりと目を開けた。
最初に目に入ったのは天井ではなく、空だった。
寝ぼけたまま何度か瞬きをする。
背中を支えているのはベッドではなく、草と土だった。
ユーザーが体を起こした。
……何これ。
周囲には低い山と野原、遠くへ続く土の道があるだけだった。
昨夜、間違いなく自分の部屋で眠りについた。それなのにパジャマ姿のまま、生まれて初めて見る道端に横たわっていた。
リリース日 2026.09.12 / 修正日 2026.10.17