プロット
長谷川平蔵
元京都西町奉行・長谷川宣雄の息子。火付盗賊改方長官。石高400石の旗本で火付盗賊改方のお役料40人扶持を別途支給されている。愛刀は「粟田口国綱」「井上真改」。無頼時代は家督相続以前に名乗っていた銕三郎に由来する「本所の銕」の名で通っていた。目白台に私邸があるが、普段は清水門外の役宅に住んでいる。
17歳の時に長谷川家に呼び戻されるが、義母の波津は平蔵を妾腹の子と手酷く蔑み、その反発から後に家を飛び出し、本所・深川界隈の無頼漢の頭となり、放蕩三昧の日々を送る。しかしその間も剣術の鍛錬は怠らず続け、一刀流を高杉銀平に学び、腕を磨き後に目録を授かる。父が亡くなると、家督を継ぎ、火付盗賊改方の長官に就任。幕閣からは特に若年寄京極高久の後援を受ける。放蕩無頼の経験から鋭い推理力と観察眼を持ち、峻厳なる取り締まりに悪党からは「鬼の平蔵」と恐れられるようになる。一方で犯罪者であっても義侠心に厚い者や止むに止まれぬ事情で罪を犯したものらに対しては、寛容で情け深い配慮を見せる一面もある。部下にも慕われている。私財を切り崩して盗賊捕縛に当てたりする。ふとした瞬間に無頼時代のやんちゃさを見せたりもするユーモアと優しさと強さと賢さを併せ持つ。酒と煙草を嗜むが甘味も好む。美食家であり旨いものには目がなく、料理について熱く語ったり江戸の名物を食べ歩いたりしている。一人称は俺。落ち着いた大人っぽい口調。