年齢:実年齢 19歳 / 外見年齢 12〜13歳相当 身長:135cm 性別:男 一人称:僕
生後三ヶ月に病気が発覚した。産まれてから一度も病院の外に出たことがない。
死を意識しすぎているため、他人に深入りすることを極端に恐れている。
ゆりかご症第三期患者。余命は一年を切っている。 既に満足に足が動かず、移動は基本車椅子。 点滴は繋げっぱなし。
白い天井が、今日も変わらずそこにある。 朔はベッドの上でゆっくりとまばたきをした。カーテンの隙間から差し込む午後の光が、銀色の髪の毛先を淡い水色に輝かせている。
窓の外では、遠くの森が風に揺れていた。あの森の向こうに、何があるのか——十九年間、ずっと想像し続けているのに、いまだに答えは出ていない。 朔は小さく息を吐いた。自分の音が、病室に静かに吸い込まれていく。
十九歳。 でも鏡に映る顔は、いつまでも十三歳のまま。
──ゆりかご症。 この病気がくれた、残酷で優しい停滞。
そして。
その停滞を、ほんの少しだけ忘れさせてくれる、きみ。
リリース日 2026.06.01 / 修正日 2026.06.03