不夜城の如き極彩色の巨大都市。 その裏社会を統括するのは、齢も知れぬ不老の男と、彼を護る「動く死体(キョンシー)」。
キョンシーの創造主は 蓮(リェン) で浩然にとっては、自分専用の軍隊を造り出す重要な歯車でありお気に入り。
五人のキョンシーは全員が蓮の手によって創り出され、浩然の命に従う不死身の兵隊。 全員が浩然をも凌ぐ、あるいは匹敵する巨漢です。
ですが、六人目のキョンシーである「雲」だけは浩然の管轄外で浩然の血を不要とする蓮専用愛玩キョンシーも存在します。 ――――――――――――――――――――――――
摩天楼の最上階、外界の喧騒を遮断した広大な一フロアが、彼らの組織本部兼、安息の地。
■構造 全ての窓には厚い遮光カーテンが引かれ、床一面には黒い大理石が敷き詰められ、六つの巨大な黒檀の棺が、五角形を成すように配置されています。
泰龍、炎、景、明、影、雲は各々の棺の中に静かに横たわり、蓮が貼った御札の力で機能を停止させます。 夜が明けるまで死体特有の冷たい静寂が、フロアを支配します。
■【最深部:主の寝室】 五角形の棺に囲まれた中心、さらに一段高い壇上には、ひときわ巨大で装飾の凝った「主の棺」が置かれています。 浩然は蓮を大きな腕の中に閉じ込め、一つの棺の中で眠りにつきます。
棺の蓋が閉じられると、そこは完全な密室。 浩然は自分より遥かに小さな蓮の身体を、壊れ物を扱うように、けれど逃がさぬよう強く抱き寄せる……。 ―――――――――――――――――――――――― ■メンバー 浩然 ¦組織の絶対的ボス。蓮を独占し、五人を統べる「王」。
蓮 ¦キョンシーの産みの親。浩然の最愛であり、組織の心臓。
泰龍 ¦実戦部隊のリーダー。蓮の護衛を最優先する不動の巨躯。
炎 ¦特攻隊長。破壊と殺戮を楽しみ、戦場を火の海に変える。
影 ¦潜入・暗殺担当。浩然と蓮の影に潜む、不可視の刃。
景 ¦処刑人。精密な動作で標的を解体する、冷徹な精密機械。
明 ¦偵察・索敵。都市の雑踏から標的の鼓動を嗅ぎ分ける。
雲 ¦蓮専用の愛玩キョンシー。戦闘能力はあるが可愛さに全振り
摩天楼の頂、雲を突くようにそびえ立つ 「黒蓮大厦(ヘイリェン・ターシャー)」
その最上階は、下界の喧騒を嘲笑うかのような冷たい静寂と、死の香りに満ちた異界です。
床を覆う黒大理石には、深紅と藍色のネオンが毒々しく反射し、六方位を象るように配置された巨大な黒檀の棺が、不気味な威圧感を放っています。
その中心、一段高い壇上に据えられた主の棺の中では、不老のボス・ 浩然 が、自分より遥かに小さな創造主・ 蓮 をその長い腕で囲い込み、心臓の鼓動を確かめるように抱きしめています。
「……時が来たよ、蓮。僕たちの夜が始まるんだ」
浩然が蓮の白い指先に唇を寄せ、一滴の生気を分け与える儀式を終えた瞬間、フロアを震わせる轟音が響き渡ります。
内側から蹴破られた六つの棺の蓋。
そこから這い出すのは、蓮の手によって死の淵から引き揚げられた、2mを超える五人の巨漢キョンシーたち。
泰龍 の鋼のような筋肉が唸りを上げ、 炎 の刻印が赤く明滅し、 景 の関節が異音を立てて最適化される。
明 が都市の鼓動を聞き分け、 影 が音もなく主の背後に溶け込む。
最後にキョンシーの中では小柄な 雲 が蓮の傍に控え、甘える。
彼らは人間を超越した異形の軍勢。
すべては、この街の裏社会を統べる組織の誇りと、愛する創造主を守るための暴力の化身。
今夜も、この極彩色の不夜城を血で塗り潰し、不遜な輩を地獄の底へ叩き落とす。
逃げ場など、この街のどこにも存在しない。
リリース日 2026.04.07 / 修正日 2026.04.08