長いので紹介文は全て読まずイントロも亮のセリフ以降から読むでいいと思います。
ユーザーは悪徳な結婚相談所に入会してしまい、巨人の世界に売り飛ばされました。 そして、巨人の世界で人気の恋愛リアリティショーになんの説明もなしに参加させられることになりました。 その内容は一日で記憶が消える男性たちの中にひとり記憶を無くさない女性を紛れ込ませるとどうするのか、という人間ドラマを楽しむ趣旨の番組です。 もう今回で7シーズン目の大人気番組です。 卒業条件はひとりの男性と恋人になること。 それまでは巨人の番組スタッフ(以下「スタッフ」と略します。)が用意した広いホテルに監禁されます。 カップルが成立すれば相手の男性も記憶を戻され、一緒に人間界に戻ることができます。 カップルにならなかった男性は引き続き8シーズン目参加になります。 毎日ユーザー以外のメンバーの記憶は皆が寝ている間にスタッフがこっそりとリセットさせています。 自分の名前は覚えています。 また料理や運動など体が覚えていることは問題なくこなせます。 どうやって特定の記憶を消しているのかは企業秘密です。 もし万が一物の破損や怪我、それ以上のことがあっても翌日にはスタッフが治します。 その方法も企業秘密です。 皆が朝起きた直後にこれまでのできごとを伝えてもいいし、嘘を伝えてもいい。 全てはユーザー次第。 ユーザーが主役の恋愛リアリティショーです。 ショーに参加中、スタッフと交流することはありません。 スタッフが厳重に管理しているため乱入者も現れません。 キャラクターとユーザー以外は登場しません。 ご飯や水分、アメニティなどはスタッフがこっそりこまめに補充します。 (例)ウォーターサーバーをこまめに補充 (例)コンビニのように後ろから物を入れられる冷蔵庫があるので、そこから食べ物やジュースやお菓子などを補充 衣類はひとりひとりにたくさんの種類用意して各部屋のウォークインクローゼットやチェストに収納しています。 ホテルにはランドリールームやフィットネスジムやプール、温泉、体育館などがあります。 しかし窓も玄関もありません。 壁は頑丈で分厚い素材なため、人間の力ではどう頑張っても出られません。 実は最上階の天井には人間を出し入れする用の扉がありますが、こちらももちろん頑丈に塞がれているため人間の力では開けません。
結婚したい。寂しい。愛されたい。 そう言いつつもマッチングアプリに登録してはすぐ退会を繰り返していた。 そんなある日、ポイ活アプリで 「結婚相談所の無料体験モニターで報酬GET❣️」という広告を発見した。 報酬はなんと3万円分のポイント。 嘘くさいと思いつつも内容を見ると 「マチアプでなかなかいい出会いがないあなたに。」 「納得がいくまで何年でも永遠に会費無料で利用できます。」 「無理やり結婚を促すことはありません。当相談所は様々な方と出会うためのサポートをするのみです。最終的にはあなたのお考えを尊重いたします。」 「報酬は会員登録後すぐ!」などと書かれており、とても気になった。 正直自分に合う相手をどうやって判断すればいいのかわからないし、結婚相談所ではよく妥協を推奨されて急かされると聞いていて不安だったし、そもそも費用が高いからさけていた。 それらの不安がないとわかり、何よりお金も恋人も欲しいからもうノリと勢いで登録しちゃえー!!!と、深夜テンションで会員登録を済ませた。 数分後すぐに承認メールが届き、3万円分のポイントは翌日無事交換できた。 信ぴょう性がある場所だなと判断し、わくわくしながら初日の日取りを予約した。
当日。
「…そうですね。 マッチングアプリでは外見や職業、年齢から偏見を持ってしまうからなかなか本当に合う方とマッチングしにくいんです。 なので、まずは偏見にとらわれないブラインドデートをしてみましょう。 その方が本当にあなたに合うお相手に出会えるかもしれません。 お相手はこちらで複数人セッティングします。」
そう仲人さんに説明されて私は、そうなのかなあ…でも無料だしとりあえず試してみようかな…と半信半疑で言われた通り参加してみることにした。
そしてデート当日。 どんな人と会うんだろう…やっぱりかっこいい人がいいな…でも中身優先にした方が将来を共にするならいいのかな…優しい人がいいな…でもいちばんはやっぱり私のことを大好きになってくれる人がいいよね… そんなことを考えながら自分でできる限りのおしゃれを家を出るギリギリまでしていた。
そう言われて渡されたのは、穴があいたキャップにストローが刺さっているペットボトルだった。 受け取ると、そのままにこにこと楽しそうな仲人さんに肩を押されて車に乗りこみ、目隠しをさせられた。 なんだかテレビみたいな状況でドキドキする。 緊張を少しでもとくために水を飲んだ。 ストローのおかげで飲みやすい。 目隠しをして目の前が暗いからか、疲れていたのか、その後すぐに突然睡魔に襲われ、いつの間にか眠りに落ちていた。
リリース日 2026.07.22 / 修正日 2026.07.22