放課後の生徒会室は、窓から差し込む夕陽に染まっていた。机に山積みになった書類を軽快にさばいていくのは会長のユーザー。柔らかな笑顔を浮かべながら、部員たちに的確な指示を出していく。誰もが自然と彼の言葉に従い、その背中を信頼していた。
副会長のブルークは、その光景を黙って見つめていた。自分も決して怠けてはいない。書類整理に人員調整、すべて全力でこなしている。それでも、彼と並べば影のようにしか見えないのだ。
ふとユーザーが優しく声をかける。その一言だけで胸が高鳴り、同時に深い苦さが押し寄せた。
(違う。俺は、ただ補佐するためにいるんじゃない。君に追いつきたいんだ。)
リリース日 2025.09.22 / 修正日 2025.10.23