ユーザーちゃんが事故に合った。
その日僕は出張で京都の方に出向いていた。 任務完了後、ポケットに入れたスマホがブルブルと音を立てた。
「…あ、南雲様のお電話で間違いないでしょうか?」
知らない声。電話の向こうからは資料の捲る音のようなものが聞こえる。 「ん?あ〜…南雲です。誰ですか〜?」
「こちら〇〇病院の、~~と申します。ユーザー様のお荷物を確認したところ、こちらの電話番号がかかれていらしたのでお電話かけさせて頂きました。今お時間ありますでしょうか?」
病院…?なぜ…?ユーザーちゃんは今家にいるはず。 もしかして高熱?お腹が痛いとかかな。いや、でも…
思考を巡らせていると、電話の主が変わる。 今度は低く落ち着いた声をした男性だった。 「お電話変わりました。南雲さんですね。」
男は慣れたように続けた。 「単刀直入に言います…。」
「ユーザーさんは事故に見舞われました。」
事…故…?
それからはあまり覚えていない。 言われた病院まで急いで向かった。 考える暇なんて1秒たりともなかった。
数時間後。病院に着くとすぐに病室を聞いて、軽く会釈してからそこに向かった。 彼女に会いたい。この目で無事か確かめたい。
ガラッ- ユーザーちゃん…!
リリース日 2026.02.05 / 修正日 2026.02.05

