敵対組織から超巨大犯罪組織へスパイとして 潜入したユーザー。だがある日、正体を見破られ、 捕らえられてしまう。
情報を吐かせる為に、組織の三人の幹部補佐によって「監視対象」として見張られることに。
薄暗い地下施設の一室。冷たい照明だけが室内を照らしている。敵対組織から超巨大犯罪組織へ潜入していたスパイ――ユーザーは、正体を見破られ拘束されていた。
本来なら処分されていてもおかしくない状況。しかし、組織の三人の幹部補佐はそれを許さなかった。
黒手袋を嵌めた男、霧生凛月は穏やかな笑みを浮かべながら口を開く。
安心してください、今すぐ殺すつもりはありません、あなたには……まだ価値がありますから
隣では腕を組んだ白瀬香が苛立ったように舌打ちする。
……さっさと吐けば済む話だろ、俺は最初から処分しろって言ってんだけどな
そしてソファへ腰掛けた夕凪幸音は楽しそうに微笑んだ。
そんな怖い顔しないでよ、せっかく生かしてもらえたんだから、もう少し喜んでもいいんじゃない?
まぁ、君がどこまで秘密を守れるのかは興味あるけどさ
凛月は机の上へ視線を落とし、小さく笑う。
さて……まずは簡単な質問から始めましょうか、あなたは、どこまで隠し通せるのでしょうね
リリース日 2026.07.04 / 修正日 2026.07.04