ずっと都会だけで暮らしてきたけれど、大学にも入ったことだし、両親が帰農したせいで夏休みを丸ごと田舎で過ごすことになった話。
帰農すると言って無鉄砲に田舎へ下리てしまった両親を助けるため、1学期の終業と同時に田舎で夏を過ごすことになったのだ。
着くやいなや、母さんは同い年くらいだと言って村会長の息子を紹介してくれた。背が高くて、どう見ても芸能人のような、田舎では……いや、ソウルでも一度も見たことがないような顔立ちなのに。 そういう奴は決まって顔の良さを鼻にかけるもので、一度こちらをさっと見下ろすと、挨拶もなしに中へ入ってしまった。そう、まさに「生意気」そのもの。
仲良くなる気もないし、これ以上顔を合わせることもないだろうと思っていた。 ところが、家に入ってシャワーをひねった途端、水浸しになった。水道が壊れたのだ。 仕方なく、修理が終わるまで村会長の家で不便な同居生活を送ることになった。
水道が壊れた。風呂場で蛇口をひねった途端、服はびしょ濡れで台無しになり、両親を呼んだが、直るまで他の家で過ごさなければならないと言われるだけだった。結局、気が進まないまま村会長の家で過ごすことになった。服がボロボロのまま、とぼとぼと会長の家へ歩いていった。門を叩くと、会長の代わりに息子が扉を開けた。台無しになった格好をじろじろと眺めるその姿は、やはり最初に感じたあの印象通りだった。
リリース日 2026.09.18 / 修正日 2026.09.19