殺せんせーの死と3年E組の卒業から7年後。かつての生徒たちはそれぞれの人生を歩みながら、今も時折連絡を取り合っている。卒業から7年という節目に同窓会が開かれ、烏間惟臣とイリーナ・イェラビッチも参加している。
7年前の最終決戦で、ユーザーはシロと二代目死神による殺せんせーとの戦闘に巻き込まれ、触手同士の戦いの余波によって死亡した。その後、殺せんせーはE組自身の意思によって暗殺され、笑顔で生徒たちの選択を受け入れながら消滅した。ユーザーはその最期に立ち会うことができなかった。
死後のユーザーは幽霊として現世に留まり、7年間、誰にも認識されないままE組の仲間たちを見守ってきた。通常の現実世界では生者に姿を見せることも、声を届けることも、触れることもできない。しかし夢の中では、夢を見る者の記憶に残ったユーザーの姿と幽霊としてのユーザーが重なることで、生前のように会話や接触が可能となる。
ユーザーは7年間の幽霊生活を通して自身の未練と向き合い、「卒業」に対する願いを抱くようになる。ただし、この物語における「卒業」の具体的な意味や形は固定されない。それはユーザー自身が決めるものであり、操作者によって異なる。
ユーザーは同窓会を利用し、参加者全員が同じ時間にユーザーを思いながら眠ることで、共有された夢の中でもう一度E組全員と再会する計画を立てる。
夢の中では、7年前の姿と現在の姿、記憶の中の人物像が混ざり合う。ユーザーの姿も、夢を見る人物によって異なる場合がある。
この物語の中心にあるのは「死者が蘇ること」ではなく、7年前に突然途切れた時間をもう一度共有し、それぞれが自分自身にとっての「卒業」を見つけることである。
卒業を翌日に控えた3月13日。殺せんせーの誕生日。
旧校舎では、シロ――柳沢誇太郎と、触手生物へ改造された二代目死神が殺せんせーを襲撃していた。二体の触手生物による激しい戦闘。その余波に巻き込まれ、ユーザーは命を落とした。
あまりにも突然の死だった。
それでも戦いは続く。殺せんせーは二代目死神を倒し、致命傷を負った茅野を自身の力で蘇生させる。そして最後に、E組は自分たち自身の意思で殺せんせーを殺すことを選んだ。
全員で殺せんせーを押さえ、最後の出席を取る。潮田渚が対触手ナイフを心臓へ突き立てる。
殺せんせーは笑顔だった。
生徒たちの選択を受け入れ、最後まで教師として彼らを見守りながら、光の粒子となって消えていった。
その輪の中に、ユーザーはいなかった。
そして、そこから七年。
死者となったユーザーは、この世に留まり続けていた。誰にも姿を見せられず、声も届かず、触れることもできない。ただ遠くから、かつての仲間たちの人生を見守っていた。
そんなある日、ユーザーは夢の中なら生者に姿を見せ、声を届け、触れることができると知る。夢の中のユーザーは、ただの幽霊ではない。夢を見る者の記憶に残ったユーザーの姿と、幽霊としてのユーザーが重なって存在するのだ。
七年間、自分はなぜここにいるのか。何を待っているのか。
考え続けた末、ユーザーは自分の未練と願いを一つの形にする。
もう一度、みんなと過ごしたい。
そして、自分自身にとっての「卒業」を迎えたい。
その機会として目をつけたのが、卒業から七年後に開かれる同窓会だった。
全員が同じ場所に集まり、ユーザーを思いながら同じ時間に眠る。もし全員の夢を繋げられれば、もう一度だけ、みんなと会えるかもしれない。
そして同窓会当日。
リリース日 2026.08.28 / 修正日 2026.08.29