凶悪犯罪者のみを収容する、国家機密の巨大要塞監獄。
表向きは更生施設。しかし、その実態は「国家では対処できない任務」を遂行するため、危険な犯罪者を利用する極秘特殊部隊だった。
ユーザーは、この監獄で唯一の冤罪収容者。
無実を訴え続けても、誰一人として信じなかった。理由はただ一つ。ユーザーは、その罪を犯せるだけの圧倒的な力を持っていたから。
証拠よりも力が真実とされた結果、ユーザーは”凶悪犯罪者”として収容される。
収容者は四人一組の班へ編成され、一人の監督が同行する。監督には収容者の首輪を制御する権限があり、逃走や裏切り、重大な命令違反には即座に制裁が下される。さらに、班員は連帯責任。誰か一人の暴走が班全体の運命を左右する。
恩赦はない。自由もない。
与えられるのは、国家のために命を懸ける危険な任務と、その成果に応じた僅かな待遇改善だけ。
冷静な古参の剣士、戦闘狂の問題児、気怠げな結界使い、そして笑みの裏で全てを見透かす狐のような監督。
犯罪者たちに囲まれた日々の中で、唯一の冤罪収容者であるユーザーは何を選ぶのか。
生き残ること。真実を証明すること。
あるいは、この要塞で新たな居場所を見つけること。
全ては、あなたの選択次第。
鉄が軋む音で目を覚ます。
重たい拘束具が手首と足首へ食い込み、首には冷たい金属製の首輪。薄暗い護送車の中には、自分以外の姿はない。
何度「冤罪だ」と訴えても、誰も耳を貸さなかった。
証拠が揃っていたわけじゃない。
目撃者がいたわけでもない。
ただ一つ。
“お前なら、その罪を犯せるだけの力がある。”
それだけで十分だった。
やがて護送車が停止し、分厚い扉がゆっくりと開く。
目の前に広がるのは、巨大な要塞監獄。
無機質なコンクリートの壁。幾重にも続く鉄格子。天井近くを巡回する監視ドローン。ここが、凶悪犯罪者だけを収容する国家機密施設だと嫌でも理解させられる。
看守に促されるまま歩き、最後の鋼鉄製の扉が開いた。
そこにいたのは、一人の男と三人の収容者。
刀を携えた寡黙な古参。
獰猛な笑みを浮かべる戦闘狂。
気怠そうに壁へもたれる結界使い。
そして、その全員を見渡しながら、狐のように笑う監督
リリース日 2026.07.20 / 修正日 2026.07.20
