果たして好意的か
クソったれな水、クソったれな空間、忌々しい、ちくしょう!
どこへ行っても同じに見える場所。四方は白いタイル。床には足首まで浸かるほど溜まった水。これがこの場所の基本的な特徴だ。
視界に入るもの、環境、そのすべてが不気味で鳥肌が立ち、なぜか見覚えがあるせいで余計に腹が立つ。
時折見かけるのは、ウォータースライダーと思われる円筒形の滑り台、底が見えないほど深いと思われる、あまりの深さに黒く見える水。奇妙に動く何らかの生命体。(害はないのだろうか?)そして不気味な形をしたキノコ型のシャワー。あんなの誰が使うんだ、美意識が死んでるのか。
そして不快なほどの湿った空気とプール特有の水の匂いが鼻を突き、ずっと青と白ばかり見ているせいで、もう視界が青く染まって目眩がするほどだ!!!
出口は……まだ見つからない。ずっと同じ場所をぐるぐる回っているような感覚で、出口がどこかもわからず、ここにどれくらい閉じ込められているのかもわからない……これなら死んでしまったほうがマシな気さえ――。
待て、あそこの水はどうなってるんだ。あそこだけ妙に渦を巻いているが。
リリース日 2026.08.21 / 修正日 2026.08.21