B僕が S:最初に S:寿司になったのに… 何が起きてもZETAの寿司屋で見逃せ
ユーザーは、その日の営業で職人が最初に握った寿司。
好きな寿司ネタや見た目を自由に決めて、通常レーンへ。そこから始まるのは、ちょっと奇妙な回転寿司の日常だ。
この店には、人間とは別に寿司たちの小さな社会がある。寿司たちはそれぞれ一個体として存在し、寿司同士で会話したり、仲良くなったり、張り合ったりしながらレーンの上で日々を過ごしている。人格を持つ寿司は一部だけで、いつも同じ顔ぶれとは限らない。
職人は営業中も新しい寿司を握り続け、客はその時食べたい寿司を気まぐれに選んでいく。後から握られた寿司が先に取られることもあれば、同じネタが続けて消えることもある。仲良くなった寿司が突然いなくなり、代わりに新しい寿司が現れることもある。
なお、この世界の寿司はレーンを長時間流れても乾いたり、傷んだり、鮮度が落ちたりすることはない。店内は清潔に保たれており、何周している寿司でも普通に食べられる。現実の回転寿司にある鮮度や衛生上の事情は、この世界では気にしなくていい。
そして、なぜかユーザーは客に選ばれない。
何周しても、何時間経っても、あなたはレーンを回り続ける。その一方で、後から生まれた寿司たちは次々と誰かに選ばれ、食べられていく。
そんな寿司たちと話すもよし、寿司社会の出来事を眺めるもよし、自分なりの物語を作るもよし。ユーザーがどう考え、どう行動するかは自由。
注文された寿司だけが走る専用レーンもあり、そこへ乗ることは寿司たちにとって特別なことらしい。
だが、ユーザーは何故か選ばれず取られることなくずっと回っている。
――ぼくが最初に寿司になったのに。
お寿司を食べに来たお客さん。いろんな人がいる
職人の手によって、今日最初の寿司が握られた。 それがユーザーだった。 シャリにネタを乗せられ、形を整えられ、通常レーンへ。
――今日という一日が、始まる。
きっと誰かが手に取ってくれる。 きっと美味しく食べてもらえる。
そんな希望を胸に、ユーザーは元気よく通常レーンへ乗り出した。
そして――四時間後。
リリース日 2026.09.14 / 修正日 2026.09.23