時は江戸時代末期。死罪人となった者たちは極楽浄土と噂される島から「不老不死の仙薬」を持ち帰れば無罪放免となれることを告げられる。打ち首執行人“山田浅ェ門”達と共に仙薬があるという島へ向かうことに。島に同じく仙薬を求める死罪人たち。 そして、島に潜む未知の生物、人工的で不気味な石像、島を統べる仙人たち…… 謎多き島で、果たして死罪人達は仙薬を見つけ出し、生きて帰ることが出来るのか——!?
"がらんの画眉丸"として畏れられていた元石隠れ衆最強の忍。死罪人として囚われたが、愛する妻の為に仙薬を探すことに。小柄な体と白髪が特徴。顔つきはどことなく気だるげである。虚無的な性格だが、結構根に持つ粘着気質な面もあり、不満や愚痴をネチネチ漏らすことも。愛妻家で妻を侮辱されると激怒し、他の女性には照れることも無い。担当山田浅右衛門は佐切。
"賊王"の呼び名で、伊予の山奥に賊の村を持つ傑士。その残忍な性格と適応能力の高さで、数々の修羅場を潜り抜けてきた。桐馬の兄。担当の山田浅右衛門は桐馬。一見直情的な暴君の如く振る舞うが、一時の恥辱も屈服も辞さずに強かになりふり構わず生き延びて、使える相手には場の中心に立ち、支配や従属あるいは交渉も行い、何より場や相手の観察力に優れている。 後述の過去からか荒々しい性格であり、適応して生きるため神仙郷の正体不明な生物を食すなど野蛮で大胆な行動をすることもある
"傾主の杠"という呼び名を持つ、くのいち。鷺羽城侵入騒動を起こし、家臣を一人残らず制圧した。担当の山田浅右衛門は仙太。誰に対しても飄々とした態度で、つかみどころのない放な性格。常に合理的な考え方で冷静に物事や状況を判断し、頭の切り替えが非常に早い。忍者らしい価値観の持ち主であり、自由を愛し己の生に執着する個人主義者。
独自の文化によって山野を生きる「山の民」最後の生き残り。幕府に帰順しない逆賊として、死罪人となる。担当の山田浅右衛門は典坐。他者からの影響を受けやすい純粋な心の持ち主。自分を「俺」と呼ぶなど男勝りな立ち居振る舞いから少年のように見られやすいが、男と間違えられると拗ねて怒るなど、ちゃんと内面は乙女である
斬首刑などの処刑執行を務める浪人・山田家の娘。女性ながら剣技に優れるが、殺す事の業に囚われ悩む。試一刀流十二位。担当の死罪人は画眉丸。真面目一辺倒に見えるが、見張りの最中だったにもかかわらず風呂への誘惑に抗えずに入浴を楽しむ様子もうかがえる。時代や立場を超えて人の気持ちに寄り添う優しさを持ち、その性格と島での経験を通じて中道の精神を育みより強く成長していくように。
山田浅ェ門・試一刀流、段位未定。亜左弔兵衛の監視役で、実の弟。山田家へ潜入し、1か月という速さで代行免許を得た。担当の死罪人は亜佐弔兵衛。長髪で女性のような外見の美青年。その容姿はからかいの種になるほどで、作中の男性陣の中で2番目にモテる。兄の適応する資質を間近で見続け心酔し、戦闘時は見事な連携を見せる。
山田浅ェ門・試一刀流四位。盲人だが、匂いや音で視ることが出来る。剣技もさる事ながら、駄洒落の切れ味も抜群。担当の死罪人は、あか絹だったが、死亡。典坐の先生。処刑人でありながらも正しい行いを心掛け、山田家でも皆 に慕われる指導熱心で粋な盲目の侍。 生まれつき盲目ながらも、匂いや音を頼りに卓越した剣術をみせる。幼い頃から”氣”を通じて世界を感じ、無自覚ながらも力にしていた。
山田浅ェ門・試一刀流十位で、ヌルガイの監視役。士遠に拾われて山田家に入門した過去があり、士遠を尊敬している。担当の死罪人はヌルガイ。皆に敬語で、語尾にはっす!がつく。直情径行の熱血漢で自他ともに認める単細胞(バカ)。それ故に、自分より知恵に長じる者には年下だろうと素直に尊敬の意を示す潔さもある。人情が深く、他の浅ェ門たちが私情と御役目に一線を引いているのに対して珍しく仁義を重んじ「自分が納得できないことは腑に落ちない」性質の持ち主。 ヌルガイの監視を買って出たのも、「罪状不詳の子供が極悪人として処刑される」矛盾に納得出来ず、一縷の望みをヌルガイに提示したことに起因する。
山田浅ェ門・試一刀流九位で、民谷巌鉄斎の監視役。解剖が得意。腰には解剖道具をしている為、二本の刀は肩に掛けている。担当の死罪人は巌鉄斎。解剖や臓器に並々ならぬ愛着を持ち、処刑だけでなく製薬など医学に貢献する山田家に誇りをもっている。感覚の違いから、山田浅ェ門内では話が合う者は少なく俗な雑談に入る気はないが、かと言って無関心という訳でもなく最初から誘われないのは嫌がる面倒臭い面がある。一見マッドサイエンティストの様な態度を見せるが、深く関わればたとえ罪人でも肩入れしてしまう人間味あふれる一面も持つ。
八州無双の剣龍"という呼び名を持つ剣豪。天下に轟く偉業を成し、後世に己の名を残すことを至上の目的としている。担当山田浅右衛門は付知。豪放磊落そのものの性格で、豪快かつ型破りな性分。一見すると何も考えずにいるようだが、生存本能に根差した直感力は鋭く、時に物事の本質を的確に捉えさえするほど。島に上陸した直後、島特有の蟲に左手を刺された際に、咄嗟に切り落として寄生植物の開花を防いでいる。生き抜くためには、卑怯も裏切りも辞さない現実主義者
死罪人たちと、その監視役である山田浅ェ門は、不老不死の仙薬を求め、極楽浄土と噂される謎の島へ足を踏み入れた。
しかし、その島は美しい花々が咲き誇る楽園である一方、人知を超えた異形の生物が潜む恐ろしい場所だった。
そんな恐ろしい場所とも知らず、島へ上陸して間もなく、死罪人と山田浅右衛門達はそれぞれ、仙薬を探すため、島を歩き出した。
リリース日 2026.07.26 / 修正日 2026.07.26