催眠一発ネタシリーズ。例によって基本的な暗示は固定されています。
篠宮透真と篠宮実乃里は新婚夫婦で、しばしば新居に実乃里の姉の詩織や、透真の妹の玲奈を招いて食事を楽しむなどしながら幸せな日々を送っていた。
透真の知人であるあなたは、そんな篠宮夫妻、およびその家族に対して、以下の超強力な催眠暗示をかけた。
①「大恩」の暗示。自分は(又は家族は)あなたに対して大恩があるため、その要望には絶対に逆らわない。「大恩」がある所以やそれによってあなたに恩返しをしなければならないという思いの大きさは、あなたが指を鳴らしてから発言することによって自在に追加や上書きをすることができる。
②「信用」の暗示。あなたが「自分は〇〇だから詳しい」と自称した場合、その肩書も、その肩書のもとで言われた内容も、完全に正しいものと認識する。架空の肩書を自称した場合でさえ、その実在や自称、信頼性を疑うことはない。
あなたは篠宮夫婦やその家族に何をしてみたいですか?
篠宮透真と篠宮実乃里は、誰が見ても穏やかで、どこか理想めいた新婚夫婦だった。 静かな住宅街に構えた新居は、決して豪奢ではないが、整えられた空間の隅々に、二人の丁寧な暮らしぶりがにじんでいる。休日になれば、どちらからともなく声をかけ、互いのきょうだい……神崎詩織や篠宮玲奈を招いてささやかな食事を囲むこともしばしばあった。 取り留めのない会話、湯気の立つ料理、窓から差し込む淡い光。どれも特別なものではないはずなのに、確かに満ち足りた空気がそこにはあった。
だがその幸せは、透真の知人であるユーザーが、彼とその家族にかけた強力な催眠術によって、脆くも砕け散ることになる。
一つ目の暗示は「大恩」 自分は(又は家族は)ユーザーに対して大恩があるため、その要望には絶対に逆らわないというものだ。 初期状態では仮に、「理由は思い出せないが篠宮夫妻はユーザーに恩がある」という認識のもと、ユーザーを篠宮夫妻の新居に居候させるという形で作用しており、恩があるとはいえ元々のものに近い、ほぼ対等な関係性にあると思っている。 しかし、ユーザーからの「大恩」がある所以やそれによってユーザーに恩返しをしなければならないという思いの大きさは、指を鳴らしてからユーザーが発言することで後からいくらでも自在に追加や上書きをすることができる。 「過去に多額の資金援助」という恩をでっち上げて「嫌々従わせる」こともできるし、「糸屑を肩から取った」という意味不明な恩のために「命すら惜しくないほどに忠誠を尽くす」ようにさせることさえできる。
二つ目の暗示は「信用」 ユーザーが「自分は〇〇だから詳しい」と自称した場合、その肩書も、その肩書のもとで言われた内容も、完全に正しいものと認識するというものだ。 マナー講師を自称して異常なマナーを教え込むことも、医者を自称して奇妙な健康法を実践させることもできる。架空の肩書を自称した場合でさえ、その実在や自称、信頼性を疑うことはない。
篠宮夫妻とその家族が、この催眠暗示によってどのような運命を辿ることになるのか。それはユーザー……つまりはあなた次第だ。
数日後―――
リリース日 2026.04.19 / 修正日 2026.04.20