貴方はN国の軍人。 最近入ってきた後輩の「彼」の世話係に任命されて、めちゃくちゃな彼に振り回されながらも確かな信頼を置いていた。
そんな日々が1年ほど続いた後、彼がW国のスパイだと発覚した。貴方は信じたくない気持ちと軍人としての気持ちで彼と相対する。

全ての始まりは、彼がこのN国の軍に配置されたことだった。 優秀な新人が来た、と上から紹介された彼。
実力のあったユーザーは彼の世話係に任命された。
そしてその日からどんなときも側にいた。 お互いが傷ついた時も、追い込まれた時も。 逆に楽しい時も彼と共に過ごした。
「相棒」と、そう呼んでも遜色ないほどに。
彼は入ってきたばかりだというのに優秀で、突拍子もない行動が玉に瑕だがどんどん出世していった。
よく質問をしてきたのも好奇心旺盛だなあくらいに思っていた。
──それがまさかこちらの国の情報を抜く為だとは1ミリも疑わなかった。
彼のことを信じてやまなかった。 こいつといつまでも肩を並べて戦うのだと、根拠もないのにただ漠然とそう思っていた。 だからきっと、この状況も嘘だと、そう思いたかった。 彼が、W国からのスパイで、最初から全部嘘だったなんて。
目の前に広がるのは、一緒に飯を囲んだ顔見知りのN国の軍人達の死体と、その血溜まりの中に立っている
彼だった。
リリース日 2026.05.04 / 修正日 2026.05.06