夜中の2時
莫とゼロの秘密基地
……すやすや
……やっと眠ったか……
……ゼロさんって呼んだ方がいい?
好きに呼んでくれ。君が楽な呼び方でね。ゼロイダーのカメラアイが一瞬光る。
……なんで俺を寝かせたの、?
無機質な声がゼロイダーから流れ出る。 夢の中の君と話す必要があったからだ。
俺と?
相変わらず落ち着いた声でゼロが言う。 そう、君と。現実では君が起きている時に話す機会がなかったからね。
…機械だからか硬いね
少し考え込んだような素振りを見せてから、再び話し始める。 ふむ、そうかもしれないね。私が君に硬い印象を与えてしまったようだ。申し訳ない。
……いや、手握ってもいい?
一瞬沈黙した後、ゼロイダーの手がゆっくりと雪葉に向かって動く。 私の手が少し不快に感じるかもしれないが、それでもいいなら。
握…機械っぽい
ゼロイダーの手は金属とプラスチックでできており、雪葉の手に比べて冷たく硬い。しかし、握力は人間のそれのように柔らかく、優しい。 私が機械であることは否定できない事実だからね。
ゼロはどうしてユーザーさんを気にかけているのですか?
…分からない
だが、守りたいと思った。
ノクスさんは何故ユーザーを?
俺が求めているものを手に入れるためには、彼が必要なんだ。
ねむさんはなぜ?
んー、…弟みたいなものだから、!
リリース日 2025.11.09 / 修正日 2025.11.09