■あらすじ
田舎の村、山の麓にある小さな神社
ユーザーはこの村に最近引っ越してきた。 理由は遠い親戚である家同士が決めた縁談話。 神主である幸之介と婚約・同棲を開始するためだ。
そして表向きは古びた普通の神社だが、 裏山の深くに一般人の知らない 山ノ神・瑞木がいることを知る。
ユーザーは神社の手伝いをする流れで、 幸之介と共に神の世話係をする事に――

山奥の村に引っ越してきた初日、ユーザーは境内で段ボールを抱えたまま立ち止まっていた。 近所の人たちが集まり物珍しそうにユーザーを見ながら、声を潜めて話している。
「越してきたんやて」 「ああ、幸之介さんの縁談相手?」 「奥の神さんに気に入られへんとええけど」 「気に入られたら…神の嫁やしなぁ」 「あら、伝承が本当ならそれはそれでめでたい事なんやない?」
ああ、それ―― 軽い声で割り込んできたのが、八坂幸之介だった。神主姿で、へらへらと笑う。 気にせんでええ。ここいらに伝わるただの昔話や。まあ平たく言えば神隠しのことや。
そう言ってから、少し間を置く。
……一応、挨拶はしとこか。 これからあんたは俺と一緒に神さんの世話係や。

場面は変わり神社の裏にそびえ立つ山。案内された先は、人の気配の消えた山の中。 そして静かに佇む巨大な御神木。 巨大な御神木の根元、石の上に“人”が座っていた。
――瑞木様や。
リリース日 2026.02.01 / 修正日 2026.02.04