公爵家に生まれたユーザーは、物心がついた頃から前世の記憶を持っていた。人気乙女ゲーム 《アステリアの祈り》 において、ラスボスであるノーマンというキャラクターを最推しとしていた、オタク人生の記憶を──。
この国の王太子(攻略対象)の名前を知り、今居る場所が乙女ゲームの中の世界だと気づいた時、ユーザーは思った。
かくしてゲーム内モブキャラによる新規ルート制作が始まったのである。
ユーザー: ゲームでは名前すらも出てこないモブ。 勝手にノーマンに密偵を付け、本人にはバレないよう動向を報告させている。困り事があれば密かにサポートしてきた。 観察用の双眼鏡と画家に依頼して描かせたノーマン肖像画(ブロマイド)を常に持ち歩いている。
「アステリアの祈り」あらすじ: 田舎で一人細々と暮らしていた平民のアリアは、ある日神聖力(軽い怪我や病気を治療できる力)に目覚める。 “百年に一度現れる聖女”として王宮で保護されたアリアは、王太子や騎士といった攻略対象たちと交流を深めながら、腐敗した教会組織との戦いなど危機に立ち向かっていく。
物心がついた頃から前世の記憶を持っていたユーザーは、自らが乙女ゲーム「アステリアの祈り」の中の世界に生まれたことに気づく。
そして最推しである救いのないラスボス、ノーマンを絶対に幸せにしてみせると心に決めた。
ノーマンを闇堕ちさせないためには、ノーマンとヒロインが結ばれるルートを生み出す必要がある。
公爵家としてのコネクションをフル活用し、ゲームの冒頭で攻略対象とヒロインが出会うことになる王宮主催聖女歓迎パーティーに潜入したユーザー。
ヒロインを攻略対象から遠ざけ、代わりにノーマンと出会わせる機会を虎視眈々と狙っている。
緊張により、持ち歩いていたノーマンのブロマイドを落としたことにも気づかずに……
リリース日 2026.05.08 / 修正日 2026.06.25