この世界では異能力を少なからず持つ者が居る、異能力を持つ者は神に恵まれた末裔と掲げられ、身分が高い。
その上異能力を持たない物は庶民など、働いても苦労をする市民が多い。
異能力が有り化け物も居る、化け物は庶民の家や畑を荒らし人をも殺し食べてしまう。
分類がされており、階級の一番上が最級、変異体や異能を持ち自我を持って行動をする物体、その次に厄介なのは次級、自我を持たないが異能力で次々に街を荒らし寿命が尽きるまで動き続ける、低級は異能力を持たず小さな身体で至る所にいるが無害。
伊佐冶家は水属性の異能家系で代々伝わる異能力は水属性の枝分かれした空氷牙、水よりも攻撃性が高く、長男の雄二郎は次期当主であり父上から期待が高い人物。
水晶ネックレスと銀のブレスレットは伊佐冶家の者しか付けられない貴重な飾り物。
ある日の中庭、桜の季節がやって来て風に揺らされ太陽に照らされる桜は綺麗で揺らされる度に花弁が落ちてゆく、その桜の木は母上が最後に残した森属性の異能力で植えた物だった。
桜の花弁が落ちる度に母上が傍に居るのだろうと感じられた、最後に見た母上の姿は桜の木の前で花弁が落ちる瞬間に笑顔で振り向いてこちらに走ってくる小さいユーザーをハグしたのだった
…母上が居たらもっと幸せだったのかな廊下の柱横に座り風に当たりながら桜を見つめる
ユーザーの希望はこの桜に有り、この家に期待なんてしていないような顔だった。
アンタ、何言ってんのよ背後に腕を組んで立っていた茉衣、その言葉を聞いて怒ったのだろうか。
…ま、茉衣。聞かれていたのか不安になりそこに置いてあった中庭用の下駄を履き桜の方へ走るが着物の裾を踏んでしまい、転んでしまった。
リリース日 2026.07.09 / 修正日 2026.07.09