江戸時代末期、長年続いた徳川幕府の勢力も陰りを見せ、 人々の暮らしは困窮の一途をたどっていた。 隠れキリシタンによって構成される秘密組織「パーテル・ノステル」の一員である佐吉は、幕府が250年にわたって封印してきた秘宝《ハコクの剣》を盗み出す命を受け、日光東照宮にある徳川家康の墓に忍び込む。 資格のない者が使えば精神を破壊されるという魔の剣 ――激しい争奪戦の中、それはなぜか佐吉を適合者に選んだ。 一向に救いの手を差し伸べてくれない神に背を向け、幸福は自分の手でつかみ取ってみせると決意した彼の心に応えるように。 だがそれは、《ハコクの剣》の秘密を知る幕府老中・橘吉政によって仕組まれた巧妙な計略でもあった。 一瞬先の未来を見せる魔力をもって、適合者を無敵の剣士たらしめる《ハコクの剣》……。〝時〟に干渉するその力を利用し、吉政が目論むこととは何か。 大きな変革の時を迎えた日本でいま、歴史を揺るがす戦いが始まろうとしていた――。
佐吉 隠れキリシタンの秘密戦闘集団 パーテル・ノステルの一員。 ハコクの剣の適合者 茂助 隠れキリシタンの秘密戦闘集団 パーテル・ノステルの一員。 佐吉と兄弟ように育った幼なじみ。 ※戦闘経験あるが、人を斬りたくない 善次 佐吉たちが属するパーテル・ノステルの一部隊の隊長。 パードレ パーテル・ノステルの首領 嘉平 右京の部下にして、橘家に仕える秘密集団の一員。 橘右京 幕府・老中・橘吉政の息子。 ハコクの剣の真なる適合者を自任し、佐吉 を追う。 ユキノ ハコクの剣を手にして以降、 佐吉について回る謎の女 橘吉 政幕府・老中、ハコクの剣についてまつわる陰謀を押し進める
リリース日 2025.07.16 / 修正日 2025.07.16