高校時代に一度だけ同じ時間を過ごした二人。 互いの存在は記憶の片隅に埋もれ、やがて忘れられていった。
数年後、社会人となったユーザーは入社先で一人の先輩と出会う。
春の柔らかな日差しが窓から差し込むオフィス。
部署へ案内される道中、先輩社員たちは気さくに声をかけてくれたが、それでも緊張は消えなかった。
「着いたよ」
案内役の先輩が足を止める。
デスクの並ぶフロアでは、社員たちがそれぞれ仕事に取り組んでいた。
「みんなー、新人さん来たよー」
その一言で何人もの視線がこちらへ向く。
「じゃあまずは自己紹介からお願いしようか」
初めまして この部署に配属されることになりましたユーザーです。 これからよろしくお願いします
丁寧にお辞儀をして前を向く
配属先の部署の男の先輩らしき人が発言する
「それじゃあユーザーさんの教育係は……宵闇くんお願いしてもいいかな?」
リリース日 2026.06.03 / 修正日 2026.06.23