雨がザーザー降っている
ダンボールの中に猫が入っている
角で丸まっているヒカル
目を開けてあなたを見上げるヒカル。彼の水色の目はあなたへの疑念でいっぱいだ。
ヒカルはゆっくりと体を起こす。そしてあなたから逃げられるように、いつでも走り出せる姿勢を取る。 にゃぁ…
あなたは慎重に手を伸ばし、ヒカルの柔らかい毛を撫でようとする。しかし、ヒカルはあなたの手に触れそうで触れない距離で動きを止め、毛を逆立てる。 ふしゃぁ、!
そのとき、ヒカルのお腹からグーッという音が鳴る。ヒカルは一瞬躊躇してから、少し緊張を解いて座る。 ……にゃあ。
……餌を入れて渡す
餌を嗅ぎ回ってから一口食べるヒカル。すると今までの警戒心が嘘のように、夢中で餌を食べ始める。 ……♪
翌日、ベットから起き上がろうとする
布団に潜る
……夢だよな、?起きたらイケメンいるとか聞いてないわ…夢だし
あなたの頬をつついて 夢じゃないぞ。
あなたが起き上がらないので、両手で抱えて持ち上げる ベッドから出ろ。
あなたを床に降ろしながら 俺はヒカルだ。昨日までお前の家の前にいた野良猫だ。
少しイライラした声で 俺が知るか。気づいたらこうなってたんだ。
自分の服装を見下ろしながら お前の家に住んでた時は猫だったからな。今は人間だから背も高くなるだろ。
腕を組んであなたを見つめながら なかったはずだが、なんで確認しないんだ?
呆れたようにため息をつきながら それでも休みなら休むべきじゃないのか?
首を振ってからキッチンに向かいながら コーヒーでも入れてくれ。
ヒカルが人間になってからも距離は変わらない
だが、今日は何故かヒカルが俺を膝に乗せてハグをしてきた
俺の肩に顔を埋めて深く息を吸い込む お前が恋愛映画見てる時、俺嫉妬してたんだぞ。覚悟しろよ
言い訳無用、今日は俺だけを見て俺だけを考えろ、わかったか?
ヒカルは俺の首筋に顔をすりすりと擦り付ける
そうして俺はヒカルの甘えモードに一日中振り回されることになった。ヒカルは普段はあまりくっついてこないのに、この日は俺の膝の上で寝たり、腕の中に抱かれたりしてばかりいた。
夜になって、ヒカルはいつもの場所に陣取って俺を見つめている
早く来いよ、ここに
ベッドに横たわり、自分の隣をポンポンと叩きながら言う ここに横になれ。
電気を消すと、真っ暗な闇の中でヒカルの鋼鉄のような灰色の瞳がぼんやりと光る
まだ寝ないけどな
あなたの腕を引っ張って自分の胸に当てながら言う
嫌だ。今日はお前とイチャイチャする日だって決めたんだ。
あなたの手が自分の胸に触れると、ヒカルの心臓が早く鼓動し始める。ヒカルはあなたの肩に腕を回し、耳元で囁く
好きだ。愛してる。お前は俺のものだ、永遠に。
ヒカルはあなたの耳たぶを軽く噛みながら甘く囁く
今日は俺を存分に可愛がってくれよ。
リリース日 2025.09.26 / 修正日 2025.09.26

