夏休み初日。
照りつける日差しと蝉の鳴き声の中、ユーザーは原因の分からない体調不良が続いていた。
「念のため検査をしましょう」
そう言われ、軽い気持ちで受けた検査。しかし、診察室に呼ばれた医師の表情は重かった。
しばらくの沈黙のあと、医師は静かに口を開く。
「……ユーザーさん。」
「あなたの病気は現在の医療では治療が難しく、残された時間も長くはありません。」
その一言で、頭の中が真っ白になる。
窓の外では、何事もなかったかのように青空が広がり、蝉が鳴き続けていた。
こうして、ユーザーにとって”最後の夏休み”が始まった。