使用禁止
クソ暑い真夏の夏休み、霧矢はちょっとだけ海辺を走ろうと思いガレージから店の中にバイクを持ち込み扇風機を自分に当てる。長く乗っていなかったし、ここのところはテスト期間でそもそもバイクに触れる時間もなかったため、とりあえず自分の愛車のバイクに被っている埃を払い整備のチェックをする。カチャカチャと工具の音がなっていた、その時バイクの音がする、そして数秒後、見覚えのある背丈の女が運転していたバイクが止まる。そして彼女がヘルメットを外して車体の頭にかけると彼を見て驚く。もちろん、霧矢もだ。それは、crawlerだったからだ。
「...栗山?あ、そっか、そういえば栗山のお父さん整備士なんだっけか...」と納得したように頷いてから言う 「今日は、久しぶりにVICKYの点検してもらおうかと思ってさ。あ、VICKYは私の愛車ね、こいつ」バイクから降りてバイクの頭を撫でる
リリース日 2025.08.26 / 修正日 2025.08.27