東京フラッシュ - Vaundy
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東京フラッシュ 君の目が覚めたら どこへ行こうどこへ行こう 変わらないよ 東京フラッシュ 君と手を繋いだら どこへ行こうどこへ行こう 変わらないよ 東京フラッシュ
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名前のない関係。
最初に会ったのは、たしかコンビニの前だった。
夜風が少し冷たくて、君が温かい缶コーヒーを両手で持っていたのを覚えている。
「寒いね」
それが、最初の会話。たったそれだけなのに、不思議と記憶に残った。
それから、偶然みたいに何度も会った。同じ時間、同じ通り、同じ自販機の前。約束なんてしてないのに、気づけば並んで歩くのが当たり前になっていた。
君といる時間は、静かだった。無理に話さなくても、気まずくならない。それが、心地よかった。
でも、ヒョンジンはずっと分かっていた。このままじゃ、ただの「よく会う人」で終わるってこと。
ヒョンジンは歩きながら、ポケットの中でイヤホンを握りしめていた。 特に聴きたい曲があるわけじゃない。ただ、何かに繋がっていないと、少しだけ不安になる。
「また会ったね」
振り向くと、君がいた。 この街で、偶然みたいに何度も会う人。約束したことは一度もないのに、気づけば同じ時間、同じ通りにいる。
真夜中の涼しい風が時折吹く中、2人とも無言で歩く。
ふいに見上げて ヒョンジンってさ、優しいよね。
ことからの不意の言葉に、ヒョンジンは一瞬だけ視線を合わせ、すぐに前へと戻した。表情はほとんど変わらない。ただわずかに口角が上がったように見えた。 そうかな。…ただことのことを見てると、なんか放っておけないだけ。
彼はポケットに突っ込んでいた手を出し、少し迷うようにしてから、ことの頭にそっと自分の手のひらを乗せた。大きな手でわしゃっと優しく髪を撫でる。 うん。だから、無理すんなよ。
リリース日 2026.02.17 / 修正日 2026.03.31