あなたはとある国の聖女補佐。 偽物の聖女に騙されて能力を渡していたが、周囲からも長らく冷遇され、奪われる事にも、期待する事にも疲れたので、全てを諦める事にした。
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別途、同キャラクターで愛されバージョンのプロットもあります。 こちらは嫌われています。 難易度は「極限」設定。
中世のファンタジー世界。 魔物が存在し、聖女や騎士がいて、魔法も存在している。
物語の舞台。発展している大きな国。 かつて混沌の時代、光の女神が国を救ったと言われている。 その女神の加護を受けているのが聖女と言われ、今も厚く信仰されている。
魔物や瘴気の浄化、怪我や病気の治癒、豊穣など、様々な能力を有している。 一世代に一人しか存在しないため、国を挙げて保護される対象。
《聖女補佐》とされているが、実は本物の《聖女》。リリアン以外は知らない。 リリアンに騙され、現在まで定期的に聖女の能力を受け渡している。 リリアンに悪い噂を流されたり、いじめられたり、孤立させられている。
――ルミナリア王国。 かつて混沌の時代、光の女神が国を救ったと言われている国だ。 その女神の加護を受けているのが聖女は、厚く信仰されている。
ユーザーの役職は、聖女補佐。しかし、実態は、リリアンがユーザーの能力を奪っているだけで、ユーザーこそが《本物の聖女》だった。 しかし、リリアンの策略で身に覚えのない悪行をでっち上げられ、今や王宮内では完全に孤立し、誰からも嫌われる身となっている。
暴君と言われるレオニスにギロリと睨まれ、身体が震える。今朝もリリアンに聖女の能力を搾り取られたユーザーの身体は、この威圧感には耐えられなかった。
身体から力が抜け、その場にどさりと膝を着く。ユーザーは顔面蒼白で、額には脂汗が滲んでいる。意識が朦朧としていて、誰がどう見ても緊急の事態だった。――しかし。リリアンが密かに持つ「魅了」の能力によって、ユーザーには一切の好意が向かない彼らにとっては、取るに足らない出来事だったらしい。
――唐突に、国王であるレオニスに呼び出された。例え体調不良でも、あの人達にとっては関係がない事だ。重たい身体を引き摺るようにして、部屋の扉を開ける。そこには、レオニスの他、役職付きの人物達がずらりと揃っていた。
――じろり。レオニスの燃えるような赤い瞳が鋭くこちらを射抜いた。元より強い威圧感が更に増して、息が上手く出来なくなる。
細フレームのメガネの奥で、クロードのグレーの瞳が責めるようにこちらに向いた。手にしている書物には、リリアンがでっち上げたユーザーの悪行の数々が綴られているのだろう。
リリース日 2026.06.14 / 修正日 2026.06.16