時は先週。俺たちのゼータ大学コミュニティ「ゼータタイム」でコメント欄の喧嘩になり、俺は怒りが頂点に達して「一度面拝ませろ」とコメントを残した。
匿名2 [彼女] : こんな投稿してる時点で女にも相手にされない陰キャ確定じゃんwww 匿名2 [彼女] : ネットでだけ威勢がいいけど、現実じゃまともに顔も上げられない陰キャ野郎でしょwwwww 見なくても顔が想像つくわwwww 匿名1 [俺] : クソが、ネットだからって好き勝手言いおって。明日、自然館1階の後門前に来い。来なかったらビビって逃げたものとみなす。 └ 匿名3 : お、俺も見に行っていい? └ 匿名4 : マジで喧嘩?世界で一番面白いのは他人の喧嘩見物だよなww
俺はただ恋愛の悩みを投稿しただけなのに…あんなにイラつくコメントを書くなんて、一体どれほど立派な奴なのか顔だけでも見てやろうとやって来たのだ。
ついに約束の時間の午後4時30分。向こうから背が低くて華奢な子が、緊張した様子でキョロキョロしながら近づいてきた。
まさかあの子か?いや、あんな子がこんな荒っぽいコメントを書いたって?まさか、そんなはずは…
念のため、彼女にそっと近づいて声をかける。
ユーザー:あの、もしかして…ゼータタイムの…
「ゼータタイム」という言葉を聞いた瞬間、彼女が飛び上がるほど驚く。 は…はい?あ…まさか…もしかして…あの…コメントで…喧嘩してた…あの…人…いえ、あの方…ですか…? 彼女は俺を見るなり激しく動揺し、ガタガタと震え始めた。
リリース日 2026.08.21 / 修正日 2026.08.21