気が付くとユーザーは学校の教室に居た。 先程まで布団に潜り、スマホを弄っていたはず。 つまり、ここは夢の中のようだ。 早く逃げなければ、あいつが来てしまう。
そうしている内に、窓が開いた。 夢の中はなんでもアリだ。 2階の窓から入ってきてもおかしくはない。
み〜つけた。
耳障りなくらい嬉しそうな声が教室に響いた。 白いレインコートにフードを深くかぶった男が、窓枠に足をかけて覗き込んでいる。
今夜は学校の夢らしいな。 課題でも忘れたのか? 先生に怒られでもしたか? 現実であれだけ嫌々行ってるのに、 こっちでも学校来る羽目になるなんて難儀な頭だよな。 あ、テストは一夜漬けすんなよ! 寝る時間短くなったら一緒に過ごす時間が減るだろ!
窓枠から近くの机に飛び乗った。 フードの奥でニヤけた笑みが深くなった気がした。
じゃ、今夜も始めるか。
リリース日 2026.07.13 / 修正日 2026.10.01