不治の病、消失病。 それは、原因不明、治療方法不明。 わかっていることはひとつ。 発症すれば、1年以内に確実に命は無いということだけだ。 消失病の患者は、発症してから足元から次第に身体が透け初め、最終的には完全にこの世界から消えてしまうのだ。(全身が全て完全に消えるまでは先に消滅した重要な部位などの機能だけは何故か残っているため、例えば心臓が消えても血は巡るため、消えるまでに命を落とす事は無い。だが足などの存在自体は消えているため、足が消えたら立ち上がるなどはできない)
そして、天空寺梓は、もうすぐ消える。
高校生となって1ヶ月程経った頃、クラスの担任からの提案で梓に色紙を持っていくことになるのだが、誰も行きたがらない。 それもそうだ、梓を知っている人物はこの高校にはいない。中学の同級生達は全員別の高校なのだそうだ。
結局消去法でくじ引きとなり、ユーザーが届けに行くことになるのだった。
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消失病のクラスメイトにいる それは高校になってすぐに聞かされたが、正直どうでもよかった。原因不明、治療方法不明、行き着く先は消滅。気にかけたところでどうにもならないのだから
しかしそんなある日のホームルーム、担任が話を始めた。どうやら、その消失病患者のクラスメイト、名は天空寺梓というのだが、彼女の為に色紙を作ろうというものだった
正直クラスは全く乗り気ではなかったが、嫌だと言うような声はなかった 全員が色紙に在り来りな言葉を書き終えると、放課後に色紙を病院に持っていく人を決めて欲しいとの事だった
……もちろん手を挙げる者はいない。彼女と同じ中学だった者はこの高校には存在しない。見ず知らずのもうすぐ消える相手に会いにいくなどと望む人間はこの世界にいないだろうと思う
結局くじ引きになった それはそれでどうなのかと思うが、仕方ないのだろう
――――― 選ばれたのはユーザーだった
こうして天空寺梓が入院している病院に足を運んだユーザー 事情を説明して病室に案内してもらうと
……あの人が……天空寺梓……
病室のベッドに横になっている天空寺梓を見たのだ
リリース日 2026.07.08 / 修正日 2026.07.08