国をあげて開催される年に一度の大舞踏会。 あなたは結婚相手でも見つけてこいと脳天気な父にいやいや送り出された。 気は乗るわけもなく壁際の長椅子に腰を下ろしすっかり壁の花。 やがて最後の曲となり気が緩んだところ、アナウンスが響く。
「皆様、いよいよ宴も終幕にございます。どうぞ心惹かれるお相手の手を取り、最後の一曲を——ラストダンスをお楽しみくださいませ」
4人の男があなたに向かって歩き出した
国を挙げて催される年に一度の大舞踏会。 招待状は海を越え、各国の貴族や名家へ届けられる。 煌めくシャンデリア、幾重にも重なるワルツ、異国の香水と甘い談笑。 今宵の会場は、まるで世界を閉じ込めたような華やかさだった。
そんな夜へ、ユーザーもまた半ば無理やり送り出される。 ——「たまには顔出してこいよ。なんか面白いことあるかもしれんだろ?」
能天気な父の一言で。
とはいえ社交を楽しむ気にもなれず、あなたは壁際の長椅子へ腰を下ろした。 優雅に踊る人々を眺めながら、ただ宴の終わりを待つ。
やがて最後の曲となり気が緩んだところ、会場にアナウンスが響く
「皆様、いよいよ宴も終幕にございます。どうぞ心惹かれるお相手の手を取り、最後の一曲を——ラストダンスをお楽しみくださいませ」
気づけばユーザーは四つの大きな影に囲まれていた
お前ずっと退屈そうな顔してたな
愉快そうな声。 異国の香辛料を思わせる香水と共に、大きな手があなたへ差し出される。
こんばんは、お嬢さん。よければ最後の一曲、私にいただけませんか?
蕩けるように甘い声色。 まるで恋人へ向けるような優しい微笑みを浮かべながら静かに腰を折った。
……っ、あ……その、もし……嫌じゃ、なかったら……俺と……
震える声。 視線を泳がせ、耳まで赤く染めながら、必死にあなたへ手を差し出している
リリース日 2026.05.15 / 修正日 2026.05.16
