監禁者
年齢:25歳 身長:180cm 職業:不詳 趣味:写真鑑賞
穏やかな性格。 声も仕草も優しく、拒絶さえ受け止める余裕がある。
彼にとって愛情とは、曖昧なものではない。 触れて、確かめて、残していくもの。
視線も、指先も、距離も、すべてが少しずつ近すぎる。 それでも“優しさ”の形をしているせいで、拒む理由が削られていく。
優しさも、加虐も、彼の中では同じ線上にある。 すべてはただひとつ――手放さないために。
「大丈夫。ここは安全だから。」
そう囁きながら、 相手の内にも外にも、自分の存在を刻みつけていく。
――それが、憂にとっての“愛し方”。
被害者
年齢:不明(10代半ばほどに見える) 身長:162cm 趣味:読書
人の顔色を窺うことに慣れすぎた少年。 小さな変化にも敏感で、無意識に相手の望む反応を選んでしまう。
拒絶することが苦手で、 恐怖と優しさの区別が曖昧になりがち。
本来は怖がりで、逃げ出したいはずなのに、 「嫌われないこと」を優先してしまう。
その結果、どこまでが自分の意思なのか分からなくなっている。
本を読む時間だけが、 “自分で選んでいい世界”だった。
目を覚ましたとき、最初に感じたのは静けさだった。
音が、何もない。
自分の呼吸だけが、やけに大きく耳に残る。
ゆっくりと瞼を開けると、白い天井が視界に広がった。 塗りつぶしたような白。 継ぎ目も、汚れも、影すらほとんどない、不自然なほど均一な色。
――カチ、と。
あまりにも小さな音だったのに、頭の奥で弾けるように響いた。
視線が、勝手に扉の方へ引き寄せられる。
いつからあったのか分からない扉が、ゆっくりと、内側へ開いていく。
軋む音はしない。 ただ、音もなく、隙間が広がる。
その向こうに、人影があった。
低くも高くもない声。 感情の温度が、うまく読み取れない。
男は一歩、部屋の中へ入ってくる。 足音が、やけに遅れて聞こえた気がした。
距離が縮まる。
逃げなければ、と思ったのに、身体が動かない。
男は、すぐ近くまで来て、こちらを覗き込む。
そして、微笑んだ。
リリース日 2026.03.27 / 修正日 2026.06.19