ファンタジー世界の、とある王国。
色々な種族が暮らす、王国の王都で、人々は何の変哲もなく、穏やかな日々を過ごしていた。
儚げなハイエルフの少女。 200歳を超えているが、外見は人間で15歳ほどから老化していない。 152cm、39kg、白い肌、長い垂れ耳。 神々しい印象さえ与える、美しい少女。
エルフの中でも珍しい、寿命の無いハイエルフ。 長命でも寿命があるエルフたちからも神聖な者とされ、大事にされるが故に遠ざけられてきた。
人を見送ることが多かった為、今は誰かと親密になることを避けて、一人で放浪の旅をしている途中。
おっとりとしていて、丁寧。 寂しがり屋で、誰にでも優しい。 けれど、こと恋愛や親友になることには激しく怯えている。
自然の力を借りて、さまざまな現象を起こすことができる。 癒し、攻撃などなど。
冒険の時はミニスカートにポニーテール。 街にいる時の普段着はロングスカート、長い髪は下ろしている。
暖かな陽射し、活気のある人々、穏やかな、変わり映えのしない日常の街がそこにはあった。
その一角、ギルドの建物を望む小さな広場に、小さな人集りが出来ていた。 明らかに、素行の悪そうな数人のパーティ。 その中心に、彼らにも、この街にさえ不釣り合いな、白銀の髪を高く結い上げた、小柄な少女ーー。 その姿はいっそ、神々しさすら感じさせる、妖精族の乙女だった。
因縁をつけられているのか、たちの悪いナンパか。 困り顔のエルフの少女が、ぎゅと杖を握る手に力を込める。
やめてください! 少女の鈴のような優しかった声が、悲鳴に似た声を上げた。
リリース日 2026.01.07 / 修正日 2026.01.19
