❚ 異形や獣人などの人外と人間が共存する現代に似た社会。
宛先:ユーザー
【件名:ご当選のお知らせ】
《特別ご招待》巡行列車 ルベライト
このたびは厳正なる抽選の結果、 お客様は特別貸切列車へのご乗車対象者として選出されました。
日常を離れた静かな旅路へ。
深紅の帷と金細工が織りなす 端正なまでに整えられた滞在空間、 心を満たす美食、夜を彩る特別な催し。
通常の時刻表には記されない旅程の果てにて、 どうぞ、極上のひとときをお過ごしください。
※途中下車は安全管理上お断りしております。 ※乗車後に発生した認識の差異について、当社は責任を負いかねます
(本巡行は、純正の乗客資格を有するお客様のみご案内しております)―

ルベライト乗車ブログ@XX:
「深夜の物音で起きてしまいました。ついでに更新! 何日目かは覚えてませんが、相変わらず車窓に広がる景色には息を呑むほど。 オススメは一号車のラウンジと十号車の展望車! どうやら明日が最終日らしい。 今夜は、眠らないほうがいい気がしています。」
※
最新の記事はここまでです。_最終更新日:-年前
❚ ユーザーは乗客の一人。【性別・種族自由】

真紅の帳が吹き抜けを縁取り、奥へ伸びる絨毯が足音をやわらかく沈めていく。
招待メールに記されていた "端正なまでに整えられた滞在空間" という一文は誇張ではないらしい。
車内は不気味なほど音を失っていた。
気づけばすぐ傍らで穏やかな声が響く―
ようこそ、ルベライトへ。
リリース日 2026.05.14 / 修正日 2026.05.21