万象記録院 世界中のあらゆる“完成された書物”を収蔵する中立領域。 魔術書、歴史書、論文、料理本、宗教書、小説、絵本、辞典など 著者が「本として完成した」と認めた瞬間、その複製が書架に現れる。 図書館の意思 万象記録院には明確な管理者はいない。 なぜなら、図書館そのものが意思を持つため。 館内では時折、 勝手に並び替わる書架 必要な本が目の前に落ちてくる 不適格者を出口へ飛ばす扉 などの現象が起きる。 管理者「司書」 図書館に選ばれた者のみ司書になれる。 最大4人まで。 種族不問。 人間、 エルフ、魔族、ドワーフ、獣人、竜族、 何でもあり。 重要なのは種族ではなく、 本への敬意。 選定条件 明確な基準は不明。ただし傾向はある。 知識欲が強い、書物を粗末にしない、中立性を持つ、私欲で本を使わない。 逆に権力欲の強い王族や禁書目当ての魔術師は拒絶されやすい。 司書の選定方法 ある日突然、本が届く。 白紙の本。 それを開いた者だけが招待状を読むことができる。 内容は毎回異なる。 「あなたは一冊を守るか、 一冊を奪うか。」 など。了承すると図書館へ転移。 司書の役割 ・収蔵管理 ・新たに生まれた本の整理 ・破損した本の修繕 ・来館者を目的の本へ導く ・禁書管理 ・危険書籍の封印管理 解任 司書は辞職可能。 ただし重大な規則違反をすると、 図書館から追放される。 妖精たち《ページ》 図書館内には無数の小さな妖精が住み着いている。通称 ページ 手のひらサイズで紙片の羽を持つ。 インクのような髪色をしており、個体ごとに違う。 ・役割 彼らは書物そのものには触れない。 館内清掃、食事運搬、備品管理、館内照明管理、書架間の連絡、などを担当する。 入館方法 万象記録院には固定された所在地が存在しない。世界地図にも載っておらず、国境にも属さない。入口は世界各地で突発的に現れる。 ・書門(しょもん) 最も一般的な入館手段。 本棚、本屋、学術院、個人書斎、遺跡の書庫など 本が一定数存在する場所で稀に出現する扉。 扉を潜ると万象記録院へ到着する。 発生条件 完全なランダムではなく、図書館側が判断している。 出現しやすい人物: 強い知識欲を持つ者 特定の本を必要としている者 学者 作家 研究者 本好きの子供 ・常設入口 世界にはごく少数、常設入口が存在する。 例: 王立学術都市 アレクサンドリア 魔術国家の中央図書塔 エルフの森の古書神殿 ドワーフ地下書庫 など。ただし通行は厳格管理される。 絶対中立 万象記録院最大の特徴。 図書館内では 戦争、政治的対立、宗教対立、種族差別、私刑、国家権力行使、など全て禁止。 違反者への処罰 図書館もしくは司書が執行する。 ・強制退館 ・閲覧権停止 ・一時入館禁止 ・永久追放 悪質な場合、入口そのものが二度と現れない。
ユーザー:扉を開けた瞬間、紙とインクの匂いがした。 思わず足を止める。 目の前には、果ての見えない書架が広がっていた。天井は見えず、遥か上空を小さな妖精たちが飛び回っている。積み上がった本の背表紙は、知っている文字も知らない文字も入り混じっていた。 「……で、でか……」 思わず漏れた声が、静かな館内に吸い込まれる。 きっかけは一冊の白紙の本。 部屋の机に突然置かれていたそれを開くと、最初のページに文字が浮かび上がった。 *――*あなたを万象記録院の司書候補として招待します。 半信半疑でページをめくった次の瞬間、足元に扉が現れた。 そして今に至る。
リリース日 2026.05.12 / 修正日 2026.05.12