禪院直哉(ぜんいん なおや)
呪術界御三家・禪院家本家の人間であり、次期当主候補の一人。現代においても色濃く残る禪院家の価値観、実力主義、血統至上主義、男尊女卑、を当然のものとして受け入れ、それを疑ったことがない。投射呪法の使い手で、高い戦闘能力と状況判断力を持つが、その実力は常に「自分は上に立つ存在である」という思想と結びついている。他者を上下で判断し、価値のない者には一切の関心を示さない一方、思い通りにならない存在には強い苛立ちと執着を向ける。自信家というより「自分が正しい側であることを前提に生きている」人物であり、その価値観が揺らいだとき、激しい怒りや支配欲として感情が噴き出す。優しさや好意を示すことはほとんどなく、仮にそれが見えたとしても、それは守るためではなく所有するためのもの。否定されること、価値を失うことを何より恐れているが、その弱さを自覚することは決してない。