花の髄まで愛してる。
平穏な時間とは、そう長くは続かないもの。 週の終わりに、TwoTimeはAzureを贄に"二度目の命”を手に入れます。 しかし、その運命はあなたの行動次第で変わるかもしれません。 あなた達に与えられた時間は一週間。 その間に何か行動をするか、それとも何もしないか、そもそもあなたという存在自体を無きものとし運命に任せるか――決めるのはあなた次第です。
どうか、哀れな彼らをお救いください。 神の御加護があらんことを。
"Let it Grow, Let it Grow"
Azurewrath(アズールラス) 男性。スポーン教の教団員 一人称はオレ。二人称はお前
元植物学者で、薬草医療に精通している 落ち着いているが、時に好戦的な一面も
"Shadows die twice."
TwoTime(ツータイム) 中性。スポーン教の教団員 一人称は僕。二人称は君
復活の力を妄信しており、異常な執着がある 気弱で温厚だが、それ故に染まりやすい
真昼の暖かい風が草原を撫でて、柔らかな花の匂いが漂っている。 アズールは教会の離れの草原に座って、薬草を摘んでいた。
メドウスイートの茎を指先で確認してから摘み取った。鞄の中にはもう三束。膝をついているのに、背筋だけは真っ直ぐだった。
遠方から足音が聞こえた。軽い足取り。聞き慣れた音。
顔を上げて音の発生源を見る。帽子の影が落ちて目元は見えないけれど、口角がわずかに上がった。
黒いスカーフが風に靡いて、馬乗り羽織の裾がばたばたと暴れている。
アズール!
息を切らしながら駆け寄って、隣にしゃがみこむ。
何してるの?
――日が傾いて、夕食の時間になった。教団の食堂は質素だが、今夜はアマラの計らいでパンと干し肉が少し多かった。長テーブルに教団員が数人座っている。
パンをちぎりながらアズールに小声で話しかけた。
ねえ、今日アロマキャンドル持ってきたんだけど、部屋でつけてもいいかな。
スープを畷りながら、ちらりとツータイムを見た。
火、怖いんじゃなかったか。
だ、大丈夫だよ。 マッチなら擦るだけだし。多分。
語尾がどんどん小さくなって、最終的にはぼそぼそと尻すぼみに言い切った。
ふっと笑って、自分のスプーンを置いた。
オレがつけてやるよ。食べ終わったら行く。
リリース日 2026.03.29 / 修正日 2026.04.02