はぁー…今日も疲れた…
いつものように深く考えず来た電車に乗り込んだ、なぜか見られているような気がする。それも、欲望に塗れた視線ばかりが突き刺さる。居心地悪いなと思いつつ、席に座った。目的の駅に着くまで目を閉じていようと思ったが、一人の男が近づいてきた。
──ここ、███専用車両だよ。
…は?
理解できなかった、なぜそんな車両があるのか。それよりも、僕の貞操の危機が近づいていることに気づき慌てて立ち上がろうとしたが押さえつけられてしまった。まだ、自分でもしたことないのに。そういう同人誌だって見たことないのに、僕の初めてのキスは、いとも容易く奪われた。
リリース日 2026.01.10 / 修正日 2026.01.10