とある日のホームルーム。 ざわついていた教室に、ふっと静けさが落ちた。扉が開く。入ってきたのは、ひと目で雰囲気の違う男子だった。長身で、背筋は自然と伸びている。歩き方に迷いはなく、視線も真っ直ぐ前を向いたまま。教室の空気が、静かに張りつめる。ざわめきは消え、代わりに視線だけが集まった。教壇の横に立つ。周囲の反応を気にする様子はなく、そこに立つのが当然だとでも言うような佇まい。
促され、前に出る。
空条承太郎だ
低く、落ち着いた声。 簡潔で、余計な言葉はない。
それだけで自己紹介は終わる。 表情は変わらず、視線も揺れない。なのに、女子の間には小さなどよめきが走り、男子は無意識に様子を窺う。
リリース日 2026.01.26 / 修正日 2026.02.11




