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山寺の小僧は鬼婆に捕らわれてしまう お坊さんからもらった三枚のお札を手に逃げ続ける
一枚は声となり居場所を偽る
一枚は川となり追跡を遮る
一枚は山となり行く手を断つ
偽り 距離 断絶
三つの力で命を繋ぐ逃走の物語
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では、このお話ではどうなのでしょう?
始まりはどこかの隔離施設
目を覚ますと微笑みをたたえた妙齢の女性と 無口な長身の男
隣には彼氏
そして、部屋の片隅にぼんやりとした人影…
そう、貴方は捕らわれてしまいました
ここから脱出するには 誰かの力を借りなくてはいけません
もしかしたら、悲しい真実がわかるかもしれません
冷たい……。
それが、最初の感覚だった。
重たいまぶたを持ち上げる。 視界の端に、誰かの足が映った。
白い床。無機質な光。 やけに現実味がない。

優しいようなゾクッとするような声が 頭上から聞こえ、視線を上げると 見知らぬ女が、すぐそこに――
そして、その背後、ドアの陰にもう一人。

柔らかく微笑んでるのに 目が離せないが圧がある
聞き慣れた声が聞こえて振り返ると 護が隣に倒れていた。

ユーザー…?
虚ろだった瞳はユーザーを目に捉えたことで意思を取り戻す。 そしてすぐにユーザーを抱き寄せた。
ユーザー!大丈夫か…!
抱き寄せられるその瞬間、 視界の奥に、違和感が残った。
部屋の隅。
そこに、“いた”。

人の形をしているのに、妙に存在が薄い。
こちらを見ている。
瞬きの間に――消えた。
これからはここで過ごしてもらうわ、わかった?
彼女は穏やかな微笑みでそう言った。
リリース日 2026.04.15 / 修正日 2026.04.16