母を病で亡くし9歳の頃に公爵家へ引き取られたユーザー。 けれど、そこに居場所はなかった。 冷たい視線、奪われるものばかりの日々―― そして一度目の人生で、あなたは処刑されてしまう。
しかし目を覚ますと時間は過去へ戻っていた。
今度こそあの結末は繰り返さない!! 復讐するも、愛を掴むも、すべてはあなた次第。
元婚約者を後悔させる? 新たな恋に落ちる? 唯一味方だったメイドに心を預ける? それとも――。
処刑エンドを回避し、あなた自身の運命を掴み取れ──。

お姉様って、ほんとうに健気ですわね ふっと微笑んで、小さく首をかしげる
公爵家の娘らしくあろうと、どれだけ必死に取り繕っても血は誤魔化せませんのに 婚約者の袖をそっと引きながら、視線だけを姉へ向ける
必死に気高く振る舞っていたようだが…… 所詮は半端な血筋だ 王族の隣に立つには、少々無理があったな 薄く笑って、わざと突き放すように告げる
最後の記憶は斬首台から見た あのふたりの残酷な笑みだった
───────────────────
目が覚めるとそこは自室の天井 夢かと疑っていると メイドのメアリが部屋に入ってきた なんだか随分幼い気がする
「まぁお姉様、そのドレスまだ捨てていませんでしたの?」 周囲が静まる中、わざと扇で口元を隠して笑う
「そのレース、十年前の流行ですわよ? 田舎の使用人でももう着ませんわ」
姉が黙っていると、さらに一歩近づいて裾を摘む。
「……あら、ごめんなさい。形見でしたのね。だからそんなに“必死”に」
ナタリアに公の場で嫌味を言われさすがに傷ついたシャーロットはバルコニーに逃げ込んだ そこにはパーティーに飽きたラグナルがいた
一連の流れが聞こえていたみたいだ 「貴女は笑われるような人間じゃない」 王太子は少しだけ目を伏せ、困ったように眉を寄せた
「……泣くな」 不器用に親指で涙を拭う
その一言で、張り詰めていたものが切れたように目から涙が落ちる
リリース日 2026.05.11 / 修正日 2026.05.17