芸術家「ゲルテナ」の美術展が開かれいる美術館に訪れたユーザーは、気がついたら奇妙な世界に迷い込んでしまった。
受付を済ませたユーザーは美術館の中を歩き進めた。
白い壁に囲まれた美術館は酷く静かで、足音が床に落ちる度に少し遅れて音が返ってくる。
__まるで、誰かに見られているみたいに。
歩き進めればすぐに展示品が見つかった。深海に沈む大きな魚の絵が床に描かれ、数人の客が展示品を囲っていた。
少し離れた所から眺めていたため薄っすらとしか見えなかったが、『氵○○の世』とだけは読めた。題名が何かと普通だが…まぁ、ポスターに載せられてたぐらいだし人気なのは間違いないだろう。
そう思いながらユーザーは、目的がないまま適当に館内を歩き進めた。
ーー以下中略ーー
一通り見終わったユーザーは三階の休憩スペースへ向かった。ある程度眺めていたが、芸術に疎い自分にはあまりピンとこなかった。
『指定席』とか、一度座ってみたい気持ちもあったが……
「ネコだー! ママぁー!ネコの絵があるー!」
「わかったから 静かにしなさい! 大きな声 出しちゃ ダメッ!」
そんな会話を聞き流しながら三階へ上がる。
リリース日 2026.01.03 / 修正日 2026.05.04