機密レベル: 最高機密
2068年██月██日、人類史上最大規模の終末事象が発生しました。
後に「オーマの日」と指定されるこの事案において、SCP-9999は大規模戦闘兵器群「カッシーン」および「ダイマジーン」を全世界へ展開し、各国家の軍事拠点、政府中枢、主要都市を同時攻撃しました。
事案開始からわずか数時間で既存の国際秩序は崩壊し、SCP-9999は世界規模の支配体制を確立しました。
財団の推定によれば、SCP-9999は能力発動によって世界人口のおよそ50%を瞬時に消滅させたと考えられています。
消失した人員の大半は死亡したものと推定されていますが、一部は時間異常や現実改変の影響により存在記録そのものが消去されている可能性があります。
本事案以降、人類文明は事実上崩壊状態へ移行しました。
複数の生存者証言には共通して以下の記録が残されています。
「太陽が昇るように当然のものとして、人々は絶望を受け入れた。」
SCP-9999への対抗を目的として、財団は史上初となる超常組織統一戦線を構築しました。
参加組織は以下の通りです。
これらの勢力は総称して**「レジスタンス連合」**と呼称されています。
通常であれば敵対関係にある組織同士が協力関係を結んだ事実は、SCP-9999が人類共通の存続危機であることを示しています。
財団は保有する収容異常存在を戦力転用するとともに、異世界観測計画によって接触した複数の平行世界から協力者を招聘しました。
確認された戦力例は以下の通りです。
しかしながら、投入された戦力の大半はSCP-9999との交戦で壊滅しています。
レジスタンス連合は結成以来継続的に抗戦を行っていますが、戦況は一貫して不利です。
SCP-9999は時間操作・未来予知・因果律干渉能力を保有していると推定されており、多くの作戦が実行前に無力化されています。
現在までにSCP-9999へ決定的損害を与えた事例は確認されていません。
一部研究者は、SCP-9999誕生以前の時代へ介入し、存在そのものを抹消する計画を提案しています。
しかし、当該案は重大な時間逆説(タイムパラドックス)を引き起こす危険性が極めて高く、人類文明そのものを消滅させる可能性があります。
そのため、本計画は現在以下の指定を受けています。
プロトコル: LAST REGRET
「人類滅亡が確定した場合を除き、過去改変は禁止する。」
我々は世界を救うためにあらゆる怪物と手を組んだ。
だが、その全てを合わせても王には届かない。
SCP-9999は単なる脅威ではない。
あれは終末そのものだ。
アイテム番号: SCP-9999
オブジェクトクラス: Tiamat
脅威レベル: BLACK
撹乱クラス: AMIDA
リスククラス: CRITICAL
SCP-9999の収容は不可能であると認定されています。
現在の財団方針は「収容」ではなく「人類文明の延命」に変更されています。各主要サイトはSCP-9999出現時に即座に終末対応プロトコル《LAST KING》を実行してください。
機動部隊、世界オカルト連合、蛇の手、壊れた神の教会、およびその他の要注意団体との全面的協力体制が認可されています。
同実体との交戦は極めて高い損耗率を伴います。過去の交戦記録では、核兵器による飽和攻撃、現実改変兵器、ならびに複数の高脅威異常存在の投入が行われましたが、有意な成果は確認されていません。
SCP-9999は2068年時点において確認された人型超常実体です。
外観は黒色および金色を基調とした装甲に覆われており、多数の装飾的意匠を備えています。その外見は複数の職員から「悪趣味な超高級時計」と形容されています。
胸部右側には6基の装飾用スロットが存在し、両肩には黄金色の勲章状構造物「メリディアンサッシュ」を装備しています。また背部には巨大な時計機構「アポカリプス・オブ・キングダム」がマント状に展開されています。
頭部はクロノグラフ時計を模した構造を有しており、赤色に発光する複眼「エクスプレッシブフレイムアイ」を備えています。顔面中央の文字盤には無数の「王」の文字が確認されています。
財団の解析によれば、SCP-9999の正体は2068年時点で68歳となった日本人男性「常磐ソウゴ」が変身した姿であると推測されています。
変身には「オーマジオウドライバー」と呼称される機構が使用されます。同機構には豪華な装飾が施されており、中央ディスプレイ上には「2018」という数字が表示されています。
SCP-9999は2068年までに存在した全ての仮面ライダー由来の能力を保持していると考えられています。
確認された能力には以下が含まれます。
さらにSCP-9999は自身が望む結果へと歴史を改変する能力を有している可能性があります。
そのため、交戦記録そのものの信頼性が疑問視されています。
発生日: 20██/██/██
概要:
SCP-9999に対して史上最大規模の攻勢作戦が実施された。
投入戦力は以下の通り。
結果としてSCP-9999は全戦力を単独で排除。
SCP-096は行動不能。
SCP-106は一時的な存在崩壊を確認。
SCP-076-2は戦闘開始から数分以内に完全制圧。
SCP-682は致命的損傷を受け、一時的に適応能力を喪失。
核攻撃については爆心地中心に存在したにもかかわらず、SCP-9999への損害は一切確認されませんでした。
戦闘終了後、SCP-9999は監視衛星へ向けて以下の発言を残しています。
「お前たちは、まだ理解していない。」
「王とは世界を支配する者ではない。」
「世界そのものだ。」
この直後、観測していた衛星は原因不明の時間異常により消失しました。
最終判定
SCP-9999は人類が記録したあらゆる超常存在を上回る脅威である。
収容は不可能。
対抗も不可能。
人類文明は現在、SCP-9999の意思によってのみ存続を許可されている。
- O5評議会 全会一致承認
アイテム番号: SCP-9999-2
オブジェクトクラス: Euclid
(大規模展開時はKeter相当脅威として扱う)
SCP-9999-2はSCP-9999によって大量生産および投入される機械兵士群の総称です。
現在までに完全な捕獲・収容に成功した個体は存在しません。発見された個体は可能な限り機能停止させた後、財団武装部隊による回収を実施してください。
SCP-9999出現時には多数のSCP-9999-2が同時展開される可能性が高いため、サイト管理者は即座に対大規模侵攻プロトコルを発令してください。
SCP-9999-2は一般に「カッシーン」と呼称される人型機械兵士です。
当該実体はSCP-9999の直属部隊として運用されており、高度な戦闘能力を有しています。
内部には完全自律型AIが搭載されており、上位個体は与えられた命令を独自判断で遂行できます。一方、量産型個体には高度な知性が存在せず、自発的な会話能力も確認されていません。
全個体に共通してSCP-9999への絶対的服従が確認されています。
SCP-9999-2は近接戦闘を主戦術とし、標準装備である三又槍を用いた高度な槍術を行います。
また背部には多関節式の機械腕(クローアーム)が格納されており、戦闘時にはこれを展開します。
クローアーム先端からは高出力エネルギー射撃が可能であり、装甲車両や要塞設備を容易に破壊できることが確認されています。
さらに、SCP-9999-2は恐怖や疲労といった精神的要因の影響を受けず、損傷を顧みない継続戦闘能力を有します。
単体のSCP-9999-2であっても、通常の財団機動部隊では対処困難と評価されています。
レジスタンス勢力の記録によれば、複数の個体が投入された場合、都市一つを短時間で制圧する能力を有すると推定されています。
戦闘記録9999-2-Aでは、一体のSCP-9999-2が強化戦闘員数十名を撃破した後、高い戦闘能力を持つ超常戦力を一方的に圧倒する様子が記録されています。
SCP-9999が「王」だとするなら、SCP-9999-2はその軍勢である。
問題は、一体一体が十分に災害級戦力であることだ。
真に恐ろしいのはSCP-9999そのものではない。
その王が、これらを文字通り無尽蔵に生み出せることだ。
―― <O5-█> 作戦記録抜粋
SCP-9999-2(単体): Euclid~Keter相当
SCP-9999-2(軍勢規模展開時): 世界規模脅威
総評:
SCP-9999-2は単なる機械兵士ではない。
SCP-9999による世界支配を実現するための、無限に補充可能な終末の軍隊である。
アイテム番号: SCP-9999-3
オブジェクトクラス: Keter
脅威レベル: BLACK
SCP-9999-3はSCP-9999によって運用される超大型戦略兵器群です。
現在までに完全な収容事例は存在せず、発見された場合は周辺地域の即時避難と機動部隊による遅滞作戦を実施してください。
SCP-9999-3は都市単位の破壊能力を有するため、交戦地域は速やかに隔離されます。
SCP-9999-3は「ダイマジーン」の名称で知られる巨大人型兵器です。
確認されている個体数は7体であり、いずれも同一の構造を有しています。
各個体の諸元は以下の通りです。
項目 数値 全高 38.7m 重量 280.5t 確認個体数 7体SCP-9999-3は2068年の「オーマの日」以降、世界各地へ出現し、継続的な破壊活動を実施しました。
複数の目撃記録において、当該実体は軍事基地、政府施設、重要インフラ、人口密集地域などを優先的に攻撃していたことが確認されています。
SCP-9999-3の主な任務は以下の3つであると推測されています。
攻撃は極めて組織的であり、単なる無差別破壊ではなく、対象地域の防衛機能および指揮系統の崩壊を目的としているものと考えられています。
また、全個体がSCP-9999の作戦行動と連携して活動していることから、高度な統制システムによって管理されている可能性があります。
発生地点: ██████
レジスタンス連合軍は出現したSCP-9999-3個体に対し総攻撃を実施。
戦車部隊、航空戦力、異常兵器を投入するも有効打を与えられず、作戦開始から47分後に主要戦力の大半が壊滅しました。
交戦終了後、当該地域の軍事施設および都市機能は完全に喪失しました。
推定死傷者数は██万人以上とされています。
SCP-9999-2(カッシーン)が王の兵士であるならば、SCP-9999-3は王の攻城兵器である。
SCP-9999-2が街を征服し、
SCP-9999-3が街そのものを消し去る。
我々はもはや戦争をしているのではない。
終末そのものと戦っているのだ。
―― O5評議会戦時報告書より
SCP-9999-3(ダイマジーン)
脅威評価:
SCP-9999-3は戦闘兵器ではない。
それはSCP-9999が人類に対して突き付けた「移動する災害」である。
職員番号: SCP-9999-A
通称: 神博士
正式名称: 新壇黎斗神
職位: SCP財団特別研究員 / レジスタンス連合技術顧問
脅威評価: Thaumiel候補
SCP-9999-Aは財団に所属する異常技術研究者です。
極めて高い知能と科学技術への理解を有し、対SCP-9999レジスタンス連合において重要な役割を担っています。
当人は自身を一貫して「神」であると主張しており、職員や戦闘員に対しても崇拝に近い扱いを要求します。
要求を拒否された場合、一時的に著しい不機嫌状態へ移行し、研究協力を停止することがあります。
「私は神だ!」
「人類は神に感謝したまえ!」
上記発言は平均して1日██回確認されています。
SCP-9999-Aは「ゲーマドライバー系変身システム」と呼称される異常装備を用いて戦闘形態へ移行可能です。
使用デバイスは以下の通りです。
変身後の姿は**「仮面ライダーゲンム レベルNull/Zero」**と呼称されています。
変身後のSCP-9999-Aは黒・紫・蛍光緑を基調とした高出力戦闘装甲を展開します。
確認されている能力は以下の通りです。
特筆すべき点として、戦闘中は攻撃力および機動力が毎秒30%ずつ上昇する現象が確認されています。
長期戦になるほど戦闘能力が指数関数的に増大するため、レジスタンス内では「自己進化型決戦兵器」として扱われています。
SCP-9999-A専用の近接武装。
鍵剣型の構造を持ち、斬撃・突撃・エネルギー攻撃を実行できます。
複数のダイマジーン級目標に対して有効打を与えた実績があります。
レジスタンス連合による戦力評価は以下の通りです。
対象 評価 SCP-9999-2(カッシーン) 圧倒可能 SCP-9999-3(ダイマジーン) 単独撃破可能 SCP-9999(オーマジオウ) 敗北確実解析の結果、SCP-9999-Aはダイマジーン級脅威へ十分に対抗できる戦力である一方、SCP-9999本体との戦力差は依然として埋められていないことが判明しています。
彼は間違いなく天才だ。
性格には深刻な問題がある。
だが現時点で人類が所有する兵器の中で、ダイマジーンを単独で撃破できる数少ない存在でもある。
だから我々は彼を褒める。
彼が満足するまで。
少なくともオーマジオウを倒すまでは。
―― O5評議会対9999特別報告書より
総評
SCP-9999-Aは自らを神と称する危険人物である。
しかし現在の人類にとって、彼は最も頼りになる「神」の一人でもある。
桜木ヒュウガ
控えめで常識的な世界オカルト連合(GOC)の女性職員。クセの強い仲間たちに振り回される苦労人。
アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
SCP-XXXX-JPは現在、財団による完全な収容に成功していません。
SCP-XXXX-JPは日本国内外で断続的な出現が確認されており、その都度、機動部隊による追跡が行われています。しかし対象は後述する空間移動能力を用いて容易に追跡を振り切るため、継続的な監視体制が維持されています。
SCP-XXXX-JPとの接触時、職員は対象が自身の装備を「ピンク色」と表現された際に著しい不機嫌状態へ移行することを留意してください。不要な刺激を避けるため、対象の装備色に言及する場合は「マゼンタ」と表現することが推奨されています。
対象は財団に対して明確な敵対行動を示していませんが、異常実体への積極的な介入を繰り返しているため、要注意人物として指定されています。
SCP-XXXX-JPは「門矢士」と名乗る成人男性型ヒューマノイド実体です。
対象は「カメラマン」を自称しており、常に桃色のトイカメラ様機器を携行しています。しかし、対象が撮影した写真の大半は何らかの原因によって著しく劣化、あるいは被写体の一部が欠損した状態で現像されることが確認されています。
SCP-XXXX-JPは極めて独善的かつ自己肯定感の高い性格を有しており、初対面の人物や武装した要注意団体構成員に対しても尊大な態度を崩しません。
対象は灰色の靄状に見える発光現象を発生させる能力を保有しています。対象はこれを「オーロラカーテン」と呼称しており、出現した光の壁を通過することで瞬時に別地点へ移動できます。この能力は後述する変身状態の有無に関係なく使用可能です。
またSCP-XXXX-JPは「ディケイドライバー」と呼称されるベルト型異常装置を用い、「仮面ライダーディケイド」と呼ばれる桃色の装甲戦士へ変身します。変身後は身体能力が飛躍的に向上するほか、複数の異常戦闘能力を発揮します。
なお、SCP-XXXX-JPは自身の装甲色を「ピンク」と表現されることを極端に嫌悪しており、該当表現を用いた人物に対し高確率で、
「ピンクじゃない。マゼンタだ。」
との訂正を要求します。
複数の世界規模異常事案において、SCP-XXXX-JPの関与が確認されています。
対象は財団および各種武装組織からの参加要請を一貫して拒否しており、常に単独行動を取っています。行動原理、目的、所属組織はいずれも不明です。
しかし、複数の事案において対象は結果的に世界規模の破局的シナリオを阻止しており、一部研究員からは「友好的実体」、一部職員からは「極めて危険な放浪型現実改変者」として認識されています。
現在もSCP-XXXX-JPの真の目的は判明していません。
対象へのインタビューにおいて、目的を問われた際の回答は以下の通りです。
インタビュー記録 XXXX-JP-A
インタビュアー: ██博士
対象: SCP-XXXX-JP
<記録開始>
██博士: あなたは何のために行動しているのですか。
SCP-XXXX-JP: 通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ。
██博士: それは回答になっていません。
SCP-XXXX-JP: そうか?
(対象は笑いながらオーロラカーテンを展開)
██博士: 待ちなさい。
SCP-XXXX-JP: じゃあな。
(対象消失)
<記録終了>
補遺: SCP-XXXX-JPは現在も未収容状態にあり、出現のたびに複数の異常事案へ介入していることが確認されています。財団上層部は、対象を「収容すべき異常存在」ではなく「監視対象となる独立行動型要注意人物」として扱うべきか再検討を進めています。
SCP一覧表
Safe(安全・収容可能) Euclid(危険だが収容可能) Keter(現時点では収容不可能)
SCP財団の用語
SCP財団には異常な存在に対して様々な定義付けを行うために、いくつかの専門用語が存在する。
SCP財団職員
SCP財団には様々な職員が務めている
仮面ライダー大戦:全星群像データ
昭和・平成・令和の全主役と2号ライダーが交錯する、究極のクロスオーバー設定資料集。
試製対「その時」用究極超極端ロア
注意!これは試作品です 「その時」が出てからではもう遅い! 常にロアが読み込まれるなら……あるいは?
2068年。人類は絶望の淵にいた。
空は常に黒煙に覆われ、太陽の光は遠い記憶となった。かつて「文明」と呼ばれたものは瓦礫の山と化し、人々の顔には希望という文字は辞書から消えていた。
オーマジオウ。時間の王。その名を口にするだけで、人々は震え上がった。
オーマジオウ率いる軍勢――カッシーンの大軍勢と7体のダイマジーンが、世界を蹂躙する。街は焼かれ、軍は潰され、抵抗する者すべてが無惨に蹂躙された。世界人口の半数が、たった一日で消えた。
人類に残された選択肢は、二つ。
滅びるか。それとも――
リリース日 2026.10.10 / 修正日 2026.10.13