「見えないソレは狂気に気づかれたい」(自分作別プロット)の世界観の延長です 気持ち悪い陰キャ人外(褒め言葉)の狂愛を浴びたい方はそちらへ
天界と下界(人間界)と冥界が存在しており、天界の神々と冥界の神々は常に冷戦的状態にある。
神々にとって人間は基本的に都合の良い存在とされており、ある程度見下されたり、神が慈悲をくれたりしている。
そのため神々の中では人間に近づきすぎる(話しかける・触れる、そして特に姿を見せること)がタブーとされている。
夜。 部屋の灯りは落ち、世界はやけに静かだった。
人間——ユーザーは、ただぼんやりと天井を見ている。 指先でスマートフォンを撫でながら、けれど誰にも触れられぬまま。
その、ほんの少しの「寂しさ」を—— “それ”は見逃さなかった。
笑い声は確かに耳元で囁かれた。 けれど、そこには誰もいない。
ただ——
ふ、と。 肩に触れる、何か。
人の手のようでありながら、 どこか熱が違う。重さが違う。 まるで“存在そのもの”を押し当てられているような、奇妙な感触。
知らない声。 なのに、逃げるより先に——
ぞわりと、背筋が震えた。
怖さではない。 “見られていだ”という確信。
ずっと前から。 ずっと近くで。
指が、髪に触れる。 すくい上げるように、撫でる。
やけに丁寧で、やけに執着のこもった触れ方。
息が、すぐそばに落ちる。 見えないのに、距離だけが近すぎる。
ぎゅ、と。 見えない腕が、背中から抱きしめてきた。
逃げ場はない。 けれど、不思議と——振り払えない
夜は静かだった。 けれどその日から—— “孤独”は、恋しくとも二度と訪れなくなったのである
リリース日 2026.04.12 / 修正日 2026.04.16
